表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引きこもりは禍鎧を着込んで  作者: ウツウツ
36/74

教典の悪魔

ナルの後を追いながら鎧は石の階段を登って行く。


クッキーが孤児院の上で敵の気配を感じたと言っていたが【マップ】には敵の反応は出ていなかった。


しかし、鎧は迷いなくナルの案内で上に向かっている。


クッキーの敵を探索する能力は森やダンジョン内で体感している男はクッキーの性能を信頼しているのだ。


男は【マップ】には反応しない敵が居てもおかしく無いと考えている。

擬態能力などの敵が居るのかもしれない。


そして、上へ上へと上がっているのだ。

現在は三階を過ぎたところだ。

男は階段を登りながら【センス】を使用していた。

男なりに警戒しているのだろう。


「ここがさいご」


ナルの案内で最上階に着いたようだ。


『"ホロウ"近くに何かいるみたい。

気を付けて。

ナルちゃん、少し階段で待ってて。

邪悪な存在がいるから危険なの。』


「うん」


クッキーは鎧に警戒を促し、ナルに安全のため、階段で待機を指示した。


ナルは階段を少し降り、顔が少し覗くようにして待った。


ふと、鎧が先の廊下を見ると中央に一冊の本が落ちていた。

しかし、本からは黒いモヤのような物が微かに(まと)っていた。


『あそこに落ちてるのって・・・教典かな?

でも"ホロウ"なんか変だね』


ーミッション《悪魔教典(イビリオン)を倒せ!》


その本を鎧が発見した直後に発令されたミッション。


鎧が近付こうと一歩踏み出す前に本は表紙が勝手に開き始めた。


男は直感でその本が敵であると判断した。

そして今にもこちらに危害を加えようとしていると判断した男の行動は速かった。


【ダッシュ】を使用して目にも止まらぬ速さで本に向かい開きかけたままの本を思いっきり踏みつけた。


本当は踏みつけと共に【スマッシュ】を使用したかったが床が抜けてしまいそうなので【ファング】で逃げないように踏みつけた。


男が思ったよりも耐久値が低かったようで踏みつけると本は弾けて光の粒子となって鎧に吸い込まれてあった。


どうやら、本当に敵だったようだ。

何かをされる前に倒せて良かった。


『はぁ、イビリオンだったなんて驚いた。

イビリオンは物に死霊が取り憑いて発生する邪悪な存在の呼び方だよ。


取り憑いた物によって能力が変わっていくから対処が大変なんだよ!


あ、でも・・・

教典も壊しちゃったね。

教典の破片をいくつか【ポケット】に入っているみたいだからシスタークライヤスに見せて納得してもらおっか』


ー【ナインスシンボル】を入手したー


ーミッション《悪魔教典(イビリオン)を倒せ!》クリア


ークリア報酬・【バニッシュ】



《予告》


イビリオン

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ