暴走列車の如く!
「ダンジョンに入るのは少し待ってくれませんか?」
ホールメンギルド長がダンジョンに向かおうとしていた鎧を呼び止めた。
『え?
ダンジョンを制覇しちゃいけないの?』
「いえ、新しく発見されたダンジョンは一度ギルドが調べてからではありませんと入れません。
先日の査定が終了しておりますのでそちらに足を運んでもらえますか?」
ホールメンギルド長が言うには次のとおりだ。
中の魔物の種類や罠、ダンジョン内の様子を捜査する。
そしてその捜査の結果からダンジョンの危険度と名前を付けるようだ。
ダンジョンが新しく出来るとダンジョンから魔物が周囲に出ていく現象がある。
それによって付近にダンジョンが出来たと判断し、魔物の種類や周囲への危険度を記録をするのが通常らしい。
その第一団を鎧が一掃したおかげで周囲への影響は無い。
しかし、ダンジョンの特徴を計れずギルドが介入して捜査するようだ。
『そっか!
はい、分かりました!
それじゃ"ホロウ"町に・・・え?』
ホールメンギルド長の言葉に納得したクッキーは鎧に町に行くように言おうとしたが男がキーボードを操作した。
そして男は鎧を操作して走り始めた。
【ダッシュ】を使って駆け回る鎧。
周囲への影響は大きいが男は気にせずに鎧を走らせる。
しかし、町へ行く様子は無い。
それは何故か?
そう、クッキーから【マップ】に魔物の居場所が映るようにしてもらい、その場所へと走っているのだ。
その姿、まさしく暴走列車の如く。
鎧は魔物を蹴散らし倒した魔物から弾けた光が鎧の追尾する。
そう、草原にまた流星が現れたのだった。
ー【ファング】を入手したー
どうやら、犬のような敵を蹴散らして新たなアビリティを得たようだ。




