町の探索
『ここは・・・道具屋だね!
薬草やランプ、あとは便利な物が売ってるみたいだよ!』
そこには、中に沢山何かが入った麻袋の絵が描いてある看板の建物だった。
店内には一本の通路とその両側に品物がズラリと並んでいた。
そして、奥には頭が綺麗に禿げたお爺さんが舟を漕いでいた。
男が鎧を操作して道具屋に入ろうとしたが何故だか入れない。
少しして男は納得したように道具屋を離れた。
どうやら、何かのイベントをクリアしなければ道具屋を利用出来ないと思ったのだろう。
『こっちは魔道具屋みたいだよ!
いろんな魔道具が売ってあるね!』
次に鎧が向かったのは鍋を杖で叩いている絵が描かれている看板の建物だ。
中には若い娘が一人、カウンターで待っていた。
「うぇ!?
い、いいっいらっしゃいませっ!?」
驚いた様子で店内の娘が出て来た。
『魔道具屋は杖やポーション、あとは属性石なんかが売ってあるんだよ!』
クッキーは娘に構わず店の説明をする。
「え?
あ、はい、そうですけど。
えっと、ご用は、なんでひょうか?」
店の説明をされ、戸惑いながらクッキーの言葉が合っていると答えた。
驚き過ぎて途中で噛んでしまっているのはスルーするべきだろう。
男はまた鎧を操作して魔道具屋の中へと入ろうとした。
「ちょ、待って下さい!
無理です!
あ、いや、その・・・」
強く娘から入店の拒否をされた。
男は娘の言葉から道具屋と同じように入れないと思い、魔道具屋から離れる事にしたようだ。
ーーーーー
ーミッション《町を探索せよ!》クリア
ークリア報酬・500パル
『町を探索し終わったね、
う〜ん、"ホロウ"これからどうしよっか?』
鎧はクッキーの声に対して町の出口へと向かう行動を取った。
どうやら、男は町で休まずに町の外に出てダンジョンを探したいらしい。
『ダンジョンに向かうの?
それじゃぁね・・・
ふふん、なんとあたし、見つけちゃったんだよ、新しいダンジョン!
【マップ】を見て確かめてね!』
クッキーは鎧の行動を読んでいたのか、あらかじめダンジョンを探していたらしい。
カタカタ。
男はキーボードを操作して【マップ】を使用した。
そこには町から少し離れた場所、森との間に赤いひし形のマークがあった。
『その赤いのがダンジョンの場所だよ!
近くを通ったり、あたしが見つけたらそのマークが出るようにしたよ!』
鎧は【マップ】を閉じ歩き始めた。
標的の場所は覚えたらしい。
その足は迷いなく進んだ。
《予告》
セカンド




