敵の情報
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【小鬼】MAX
入手アビリティ【スマッシュ】
人間の子供のような大きさで額に赤く丸い角が生えている。
長い耳と大きな鼻が特徴で音や匂いに敏感である。
しかし、目が小さい為、視力は低い。
敵を見つけると持っている棍棒で襲いかかる。
上位種が数多く存在し、上位種が率いる場合は危険度が増す。
高い上位種である程、高い統率力を発揮する。
ダンジョン内や付近で多く発見される。
ドロップアイテム
《小鬼の肉》
《小鬼の骨》
《小鬼の角》
《小鬼の魔石》
《木の棍棒》
【小鬼弓兵】26,8%
ドロップアイテム
《小鬼の肉》
《小鬼の骨》
《小鬼の角》
《小鬼弓矢の魔石》
《木の弓矢》
《毒液》
【小鬼呪術士】0,3%
ドロップアイテム
《小鬼の肉》
《小鬼の骨》
《小鬼の角》
《小鬼呪術士の魔石》
《木の杖》
【歩き茸】MAX
入手アビリティ【センス】
足のような物が生えた赤い傘が特徴の大きなきのこ。
周囲に特殊な胞子を蒔いてその胞子からの情報を頼りに行動する。
敵を見つけると体当たりを行う。
環境が良ければ一体から数体へと増殖する。
その場合、時々、上位種が発生する。
『枯れた大木』内や付近で発見される。
ドロップアイテム
《大きな傘》
《歩き茸の魔石》
【痺れ茸】MAX
入手アビリティ【デッドパラライズ】
歩き茸の上位種の一種。
傘が黄色である事以外は歩き茸と同じ見かけである。
しかし、行動速度が歩き茸よりも速い。
また、自身が倒された時、特殊な胞子を周囲に蒔く。
その胞子に触れると即効性の筋肉の痙攣を引き起こす。
『枯れた大木』内や付近で発見される。
ドロップアイテム
《大きな傘》
《麻痺の胞子》
《痺れ茸の魔石》
【猛毒茸】MAX
入手アビリティ【デッドポイズン】
歩き茸の上位種の一種。
傘が紫色である事以外は歩き茸と同じ見かけである。
しかし、歩き茸よりも丈夫で体当たりが激しい。
また、自身が倒された時、特殊な胞子を周囲に蒔く。
その胞子に触れると即効性の猛毒に犯される。
『枯れた大木』内で発見される。
ドロップアイテム
《大きな傘》
《猛毒の胞子》
《猛毒茸の魔石》
【ファンジャイロード】MAX
入手アビリティ【ファンジャイロード】
歩き茸の最上位種。
王冠のような傘と巨大な不特定な姿と言われている。
菌を操る能力が有り、配下のきのこを自らの身体から増殖させたり、病魔を振り撒く事が出来る。
『枯れた大木』の支配者である。
『枯れた大木』の最奥で発見される。
ドロップアイテム
《王冠のような傘》
《蠢く粘性物》
《大菌王茸の魔石》
《『枯れた大木』のダンジョンコア》
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ーミッション《敵を調べろ!》クリア
ークリア報酬・【ヒール】
男は【ブック】を使用して倒した敵の情報を見た。
すると二つ目のミッションがクリアされ、報酬として新たに【ヒール】を入手した。
なぜ、男は大菌王茸に勝てたのか。
その訳を説明しよう。
男が気が付いた事。
それは鎧には、生命力や体力、耐久値など、無くなれば鎧が倒れるはずの数値が無いと言う事だ。
初めて鎧が状態異常・ポイズンにかかったあの瞬間、確かに鎧の能力値は下がったのだろう。
きのこに取り押さえられ攻撃を受けた。
しかし、ダメージを受けている様子は無かった。
たいしてDFSが高いわけでも無い。
あの時、いくらかダメージを受けても良いはずなのだ。
また状態異常・ポイズンの効果で毒によるダメージもある。
そう、そのはずなのだが、鎧にはダメージを受けたという
様子が男には分からなかった。
分からないなりに考えた結果が、そういった数値が設定されていないという考えだ。
もしそうなら、そのゲームは失敗作として扱われるだろう。
主人公がダメージを受けないのだ。
それは敵との戦闘で無双しか結果が残らないという代物だからだ。
しかし、男はその考えに至った後も無感情に鎧の操作を続けた。
ゲームの設定が男の琴線に触れたのかのだろうか?
それにしては淡々とゲームを続ける様子には違和感を感じざるを得ない。
話を戻そう。
決して倒れない鎧が増殖し続けた猛毒茸を倒し続けた。
その結果、鎧のレベルが着々と上がり状態異常・ポイズンによる、能力値の低下という効果を無視出来る程、能力値が上がったのだ。
その為、猛毒茸を殲滅し、大菌王茸に強力な【スマッシュ】の乱打を浴びせる事が出来たのだ。
『よし"ホロウ"このダンジョンから出よっか!
ダンジョンにはボスが居てね。
そのボスを倒すとダンジョンから邪悪な存在が出なくなるんだよ!
さっき"ホロウ"が倒したおっきなきのこがこのダンジョンのボスだったみたい。
だから、このダンジョンからはもう邪悪な存在が出なくなったんだよ!
さ、出よう"ホロウ"!』
男は無邪気に喜ぶクッキーの声に応えるように入ってきた門へと鎧を進め始めた。
ーミッション《町を目指せ!》
《予告》
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