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アルベルトの”死”
アルベルトの“死”
その日は、カメール王国の東側のツタン帝国との国境付近での戦闘だった。
いつも通りの小競り合いかと思われたが、そこに敵将ブラックが参戦してきた。
マッドサイエンティストが実験材料を欲しいとのことで急遽現れたのだ。
ブラックは自慢のキャタピラ走行により次々にカメール王国の兵士をひき殺していく。
アルベルトは逃げ続けたうえ、追い詰められ小高い山を背にした際、ブラックにより両足を太ももから踏みつぶされ、両腕を伸縮自在アームの剣により切断された。
あまりの全身の痛みにアルベルトは「アリシア・・」と悲鳴を上げながら気絶した。
