闘いの後
闘いの後
結局、今回の戦争によりツタン帝国側の5人の戦士がいなくなった。そのため、ツタン帝国はカメール王国と休戦条約を締結した。
カメール王国では我々が行方をくらましていた間に、アリシアが聖剣ソチアスで将軍ブラックを倒したことになっていた。そのため、アリシアは“勇者”として凱旋を果たした。
キャスターはカメール王国についてきた。彼は好き勝手に研究ができるならば、どこでもよいのだ。
俺は、ブラックとの戦いの前にキャスターにお願いをしていた。俺が勝ったらアリシアに目を戻してやってほしいと。キャスターは俺の申し出の通り、アリシアの目を元通りに移植しなおした。また、俺の新たな目としてブラックの眼球が移植された。
同時に包帯を取り、お互いが見つめ合った。ぼやけていた視界が徐々にはっきりしてきた。
そこには、まばゆいばかりのほほえみを浮かべるグリーンの瞳があった。
それは間違いなく、自分が一番守りたかった笑顔だ。
そして、またお互いの視界はぼやけた。涙があふれることが止められずに。
その後、レッドはアルベルトではない“一般市民”として町で生活を送ることにした。
ただし、王女から依頼があり次第、城に駆け付ける約束のもとに。
以上
ありがとうございました。この作品は長編として2作目です。
1作目も読んで頂ければ幸いです。
「人類を守るためにマッドサイエンテスト及び人工知能(AI)と戦うことになった俺」




