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死体検分

死体検分

キャスターはブルーの死体を検分していた。特に袈裟切りにされた胴体の切断部分を念入りに。おそらく剣は普通のものだろう。ただ、あり得ない高速で振り抜かれている。そして「戦神」とまで言われていたブルーを倒せるものはカメール王国にはいない。そこまで考えれば答えは1つしかない。それは・・・。


ツタン帝国の中枢部において会議が行われていた。

ブルーの死体を検視したキャスターからの報告は、「ブルーを倒したのはレッドである。」


レッドはツタン帝国の闘技場に呼び出された。

おそらくブルーを倒したのが俺だとバレたのだろう。粛清するつもりだ。

ならば覚悟を決めて暴れるのみ。


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