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異世界の歩き方(仮)  作者: 暇人
1/5

行き当たりばったり

処女作ではない

 行き当たりばったりであった。

 思い返してみれば、その時その時に起きた出来事に対処するだけで、先を見据えることをしてこなかった。そして、そのくせしてやりたいことに奔放というわけではなかった。

 このことを、今日ようやく一生分後悔することになる。


 三月も過ぎ去って、春の陽気な風と共に地獄のような花粉が飛び回る4月ごろ。俺は日課である朝の散歩に出かけていた。

 通勤通学の時間よりかは遅めであるためか、家から出てすぐの道には全くと言っていいほど人がいない。

 なぜ俺がこの時間になっても大学に行かずに、職場にも言っていないのかというと、就活に失敗したのだ。それはもうあっさりとばっさりと。

 甘く見ていたというのもあるし、そのためにちゃんと準備してこなかったといのもわかっている。そこを自覚していたからこそ、周りがどんどんと内定が決まっていく中でも焦るようなことはなかった。

 そのせいか、俺に対して気を使ってくれていた。ごはんに誘われていたし、そのたびに励まそうとしてくれて、たまにおごってもらったり、まあめんどくさくて断った日もあったが。欲しくもないアドバイスを聞いては、神妙な顔をして「頑張ってみるよ」感を出すのは、本当にめんどくさかった。

 そんなうちにいつのまにか大学卒業の日になっていて、就職留年もせずに、何とかなるだろうの精神で1年がたった。

 そろそろ何かしなければという思いはあるが、やはり焦りがない。なにか決定的なものが、根本から欠如しているようだった。なにかいい案が浮かぶかつかれるまでは、こうして歩いている。


 住宅街に囲まれた公園まで歩いてきた。昔よく遊んでいた公園だ。

「懐かしいな。」

 よくここで友達と遊んだものだ。滑り台ではしゃいだし、ジャングルジムでやる鬼ごっこはスリルがあった。ブランコでどこまでジャンプできるか競ったりもした。

 だが今では危ないからという理由で遊具が撤去されていた。残っているのは滑り台とブランコのみで、あの時の光景とは似ても似つかなかった。

 それでも、あの時遊んだ時のままだと感じた。雰囲気が変わっても、遊具が撤去されようと、ここは変わらない。あの時に誓った一生友達というセリフもつい昨日のように思い出せる。

 あの時の友達とはもう連絡すらつかない。でも、今もどこかで頑張っているという確信があった。

 気が付いたときには、脇目もふらずに、走り出していた。無我夢中で走っていた。

 なにかしよう。行動しよう。とりあえず家に帰って現状をどうにかしよう。

 久しぶりに激しく動いたからか、身体が痛い。そう思っても身体が止まらなかった。

 家に帰ることしか考えてなかったため、信号のない交差点のことをすっかりと忘れていた。まあこの時間だし大丈夫だろう。と飛び出した。

 そして衝撃があった。

 ようやく何かつかみかけた。と思ったら、ここにきて人生のつけが回ってきた。

(本当に、出鼻をくじかれたって感じ)

 そこで縦山一郎の人生にひとまずの区切りがついた。4月23日 縦山一郎 死亡

 つい先日、無職転生を見たんですよ。1期のアニメの方。

 そしたらまあ面白いのなんのって話で、見終わったらなんかもう自分書かなくていいんじゃね?って思っちゃったりして、本当は書くつもりはなかったんですけど、無職転生を見る前にこれを書いてしまったから、なんか書き上げるぐらいはしなきゃなぁって思っちゃったりで、まあ終わり切らなくても霧のいいところでやめます。

 才能とか経験とかでついさっきまで逃げてたんですけど、どれだけ駄作で愚作であろうとも、書き上げた実績はないですから、なにかお話一つでも書き上げて、少しは自信つけられたらなって思います。

 ほんとに、見切り発車で書きだしましたが、そんな感じです。

 本当は書きたいものたくさんあるのですが、とりあえず簡単で単純なものを書いて練習していこうかと思います。


 何かと至らないとは思いますが、何とか様になるまで何卒温かい目で見ていただければと思います。

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