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隣の変な奴  作者: 藤雲あさぎ
第二幕
10/31

*間話* 拝啓

拝啓  

 母さん、今朝会ったけど、お元気ですか。

 まず謝らなければなりません。今日は授業参観だったようです。伝え忘れました。ごめんなさい。

 でもね、母さん、来なくて良かったとホッとしてるよ。息子が変人にからまれていると知ったら、母さんはどんな顔をするんでしょうか。決して喜ばないで下さいね。

 今日の主人公は、一段と不気味です。全く喋りません。

 はじめはめでたいと感じてました。だけど口を開かない代わりに、奇行が目立つようになりました。

 何かを俺に伝えたかったのでしょう。あれはジェスチャーなのでしょうか。両手を大きく振ったり、指でサインしたり、終いには顔芸までし始めました。

 全く伝わってきませんでした。

 何を言いたいんだろう。俺がてきとうに相槌をうつと、喜んでくれました。良かったです。

 何かを忘れているような気がしますが、取り敢えず今日は彼女の母親がいるので、大きな被害は受けないでしょう。どんな約束をしているか知りませんが、どうやらあいつの変人さは、言葉を奪っただけでは薄まらないようです。

 母さん、今晩また会いましょう。

 

 P.S. まじでジェスチャーきもいです。


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