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第1話 おっさん貯金がなくなる ※改訂済

日本から転生した当時大学生だった少年は、一度は世界最強にまで上り詰めた。

しかし、愛する人を守れず、大切な人を奪った神様を倒したが、呪いのせいで見た目がおっさんになり隠居生活を送ることにした。

隠居生活をしてから8年後、ひょんなことから貯金がなくなりギルド職員として身分を隠しながら働くことにした少年(見た目は30歳のおっさん、精神年齢は35歳)。

しかし、すぐに知り合いにバレてしまうが、美少女を守ったり、美少女と温泉に入ったり、娘達の護衛をしたりなど、なんだかんだと毎日を満喫するおっさんの話です。(いつかは、少年に戻ります。)


最初のうちは説明が長いかもしれません。

第1章は進みが悪いかもしれません。

第2章から話が進みます。

途中から会話の比率が高くなります。

日本だと1つ100万円を超えそうな、セレブ達が使っていそうな高い家具が綺麗に設置されている部屋の中で、俺はこの場所のトップである偉い人と向かい合って座っていた。


 そして、ついに俺は聞きたくない言葉を宣言されてしまったのだった。


「…君には、もうお金がない。引き篭もるのは終了して、働くしかないのだよ」


 ……しょうがない、働くか。


------------------------------------------------


 さて、貯金というお金がついに無くなってしまい、引き篭もることが出来なくなってこれから働くことになった、この無銭の俺について少し説明をしたいと思う。


 いや、俺だってお金、お金とは言いたくないけれども、実際のところお金は大切で必要だからね?

 引き篭もるにも、お腹は空くからお金がないと食費は出せないし、水も飲めない。人間は、食事はある程度抜いても平気だとは聞いたことがある。

 しかし、水分は基本的に取り続けないと脱水症状にすぐになってしまうと聞いた。


 確か、人間の約60%が水分であり、一日に2500ミリリットルの水分が必要で取らないと脱水症状に陥ってしまうと学校の授業で教えてもらった覚えがある。

 もちろん、正確な数値ではないのかもしれないが、人間は水分が必要だということだ。

 そして、俺はお金がないから、このままだと脱水症状になってしまうという訳だ。



 そんな、お金がなくなってしまった俺が現在住んでいる大陸は、ユーラシア大陸ではなくアザール大陸という。

 俺も日本に住んでいた頃は聞いたことがなかった。

 そう、ここは地球ではない、他の世界である。

 だから、聞いたことがない大陸名が出てくるし、今後も知らない単語がたくさん出てくると思う。


 では、他の世界とはどこにあるのか。地球とは違う星や銀河系だったりするのか。それともパラレルワールドみたいに違う世界にあるのか?


 俺も転生する時に、疑問に思って一番偉い神様に聞いてみたところ、神様曰く別の宇宙だと思ってくれればいいらしい。

 詳しく教えてもらったのだが、理解が及ばなかった。

 簡単に説明をすると、以下のようなことを言っていた。


 「宇宙は一つではなく、いくつもの宇宙が球体のように散りばめれており、他にもたくさんある」


 昔に科学の授業で聞いたことがある、多元宇宙論は正しいようだ。

 宇宙は球体のようになっていて、各宇宙が独立しているとか聞いたことがある。

 地球の科学はすごいなと改めて思った瞬間だった。


 だから、地球が存在している宇宙とは全く違う宇宙にある星に転生をするから異世界転生という認識になっているわけだ。

 他の星に生まれることも、俺の認識からしたら異世界転生だが、神様にとっては違うらしい。

 

 ついでに、宇宙と宇宙を跨ぐ事は出来ない。

 だから、もし何かの拍子でこちらの世界に来たら、一方通行で帰ることが出来ないのが、基本的らしい。

 相当な理由があれば、神様が協力してくれれば、起こり得るとは教えてもらった。


------------------------------------------------

 

 難しい話が続いてしまったが、結果俺はこちらの世界に転生したため、向こうの世界に帰ることは出来ないのだ。


 この星には、地球のような星で大陸と海があり、海が大半を占めている。


 本当に第二の地球と言われても納得してしまうような姉妹星みたいだ。

 大きな大陸が5つあり、一番大きなアザール大陸にあるハイラス王国の貴族に俺は転生した。

 元は日本で大学生をしており、20歳の誕生日の日に亡くなってしまった。

 

 このハイラス王国は、このアザール大陸でも随一の広さと権力を持っている大国である。

 他は小国が集まった連合国や穏便な公国がある。

 もちろん、争いが好きな帝国という国も存在している。


 転生と聞くと昔に小説とかで読んだことがあったので、俺の他にも転生している人とかたくさんいるのか確認してみたところ、基本的にいないそうだ。

 そんな他にいない中で、なんで俺が転生できたのか気になったところ、日本では事故で死んでしまったが、魂を処理しているうちに調べたら元々はこちらの世界の人間だったらしく、こちらに転生しなおすことになったのだ。


 「君は本当はこっちの人間だったのだけど、なんでか諸事情により地球に生まれたんだ。

 だから、魂はこちらの世界の物だから、特別にこっちの世界で転生してね。

 あ、特別に記憶だけは持っていていいし、ここで魔法について教えるからさ」


 なんて、神様特有の甘いマスクで言われたから納得をするしかなかった。

 別に俺は男好きじゃないからな。

 ついでに、一番偉い神様は男で他には女神様がいたりする。

 全員美男美女というキチガイ集団である……。


 転生と聞くと、特別な力を手に入れられると思っていた時期が俺にもあった。

 チートみたいな能力とか貰えるのかなと思ったが、そんなことはなく、一般人と同じように生まれた。

 

 しかし、神様に鍛え方を聞いていたのと、赤ちゃんの頃から鍛えることができたこと、両親が強く遺伝子が優秀だったみたいで、一旦世界最強まで強くなれた。

 男なら一度は最強を目指してみたいものだろう?


 なぜ強くなる必要があったのかというと、この世界は魔物などもおり、常に命のやり取りがあるという現状だからである。

 それに、俺が生まれた時は戦争が続いていており、日本の戦国時代のような大戦時代だったため、常に命の危険が付き纏っていた。

 そのため、転成してすぐに死ぬことはしたくなかったため、生き残るためには強くなるしかなかった。

 また、自分の身を守るためだけではなく、家族など自分の大切な人たちを守るためにも強くなるしかなかった。


 本来は、転生や召喚といったことはないそうだが、10年後くらいに一度だけ勇者召喚が行われるとだけ聞いたので、もしかしたら日本人に会える可能性はある。

 その時は、地元トークでもできたらうれしいかなとは思っている。どんな人が来るのかわからないので、話があるかどうかはなんとも言えないところではあるけどね。


 そうそう。異世界と聞くと、文化が遅れていてトイレが流れないとか、風呂がないとか衛生的じゃないとか聞いたことがあった。

 だから、文化が日本よりも遅れているイメージでいたのだが、実際に過ごしてみるとそのイメージは崩れていった。

 それと同時に知識で成り上がることの夢は儚く散っていった。


 なんと、この世界では科学の代わりに魔法が発展をしていたのだ。


 小説とかで読んだ中世のヨーロッパという訳ではなかった。

 もちろん、雰囲気は日本というよりも中世のヨーロッパという雰囲気なのだが、生活水準や文化が現代社会と同じレベルだったから、生活する上で、ストレスに感じることはほとんどなかった。

 むしろ、魔法によって文化のレベルを無理やり押し上げている部分があるので、魔法依存は結構高いが日本よりも優れている部分も多々ある。時と場合によっては科学よりも便利なものもたくさんある。


 例えば、魔法で体を強化することが出来るのだが、筋肉も体そのものも強くなり、なんと車より速く走ったりすることもできる。

 車より早く走ること自体が不思議な話だが、実際に自分でしてみると、なんら変なことではなく、ごく一般的に行われていることだった。

 子供でも使える子もいるため、縦横無尽に走り回る暴走車みたいなこともある。


 他には、日本だと水洗トイレだと水を流して綺麗にしていたが、こちらの世界では魔法を組み込んだ物を使用して、水を流して綺麗にしている。

 また、水も魔石によって浄化処理が行われているため、用水路には綺麗な水が流れていくという環境にも優しいが整備されている。


 などと言った具合に、魔法のおかげで異世界でもなに不自由なく生活を行うことが出来るのだ。

 

 また、生活魔法といった生活をより快適に過ごしやすくする魔法まであるため、魔力があり行使することさえできれば、日本より快適な面も多々ある。





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レン・シルフィード

本来の姿です!

他の画像は、設定集にあげる予定です!


挿絵(By みてみん)

読んで下さり、ありがとうございます。

森日出井と申します。


誤字脱字などありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。

今後とも宜しくお願いいたします。


※2018/8/25 改訂

※2018/8/27 再改訂

※2018/9/1 再改訂


※2018/9/7 挿絵添付



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