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青春ってなに?  作者: 細谷 タツヤ
一学期!
1/17

青春の始まり?

最近、ベットより布団派のタツヤです。

日常アニメ、小説が好きです。

よろしくお願いします。


 朝6時のアラームをかけておきながらアラームがなると同時にアラームをセットしているスマホをゆっくりと布団のなかから出した左手で持ち、アラームを2秒で止め、再びゆっくりと布団に手をいれ、寝る。

 

 こんな生活を繰り返して生きている俺は、住村 勝生 16歳 高校2年生だ。

 学校の奴には、<出来損ないのイルカ> という名で呼ばれていた時期があるくらいにバカで5教科の点数、国語33点、数学36点、社会24点、理科12点、英語15点という点数をたたき出し、逆の意味で尊敬されていたほどにバカだ。


 アラームは毎朝14個のアラームをセットしないと起きれないほどの人間だ。

 もちろん、こんな人間がモテるはずがない。


 (今日も学校か...)と、涙目になりながら朝飯を食べる。

 着替えやら洗顔、歯磨きなどを済ませ、学校に大きなあくびをしながら登校し、いつものように自分の席に座り机の上に両手を組み、枕にして寝る。


 「よっ」

 とてつもなく眠い俺は少し機嫌があるいなか、話しかけてきたのは、俺の友達の、神燐 有紀 同じクラスの友達だ。

 こう見えても俺は友達が多い。違うクラスにも何人か友達はいるし、いじめられる事もない。

 そこそこに平和な学校生活を送っている。

 「いやー、昨日始業式だったけど俺らももう、高校2年生か...」

 「そうだな...」

 俺は少し流す感じで適当に返事をした。

 朝のHRのチャイムが鳴ったと同時に、「はーい、朝のHR始まるからみんな席についてー」という先生の呼びかけが始まる。

 「じゃ、あとでな」と言って有紀は自分の席に戻る。


 「また同じ一日が始まるのか...」と俺はボソッと言葉にしてから、小さなため息えをついた。


 しかし、今日はいつもと違うことが訪れた。

そう、学校に転校生が来たのだ。朝のHRで転校生の予告が先生から伝えられた瞬間、教室は男子の歓喜の声、いわゆる、発狂の声でいっぱいになった。


 俺は細い目でクラス中の男子を引く目で見た。

 「じゃあ、転校生を紹介するぞ」

 その言葉が先生の口から聞こえた瞬間、教室が緊張で静かになった。さすがに俺も、新しいクラスの仲間が来るとなると緊張した。のどを鳴らして。


 そして、教室の扉が開いた。

 そこに現れたのは超超超美人なロングの黒髪のいかにも男子高校生の憧れの的のようなかわいさで、惚れない奴などこの世にはいないんじゃね?と思うくらいのかわいさだ。

 その転校生の名前は、鴨居 薪名 俺と同じの16歳だ。


 「今日から転校してきた、鴨居 薪名です。よろしくお願いします」

その言葉が聞こえた時、一瞬世界が止まったように静まった。そして、「では1時間目の授業の先生が来るまで、席について待ってるように」という先生の声が聞こえ、教室を出た瞬間にほとんどな男子生徒が右手を上げ、「よっしゃー!!」という声が一斉にあがった。


 (転校生..か...)と思い少しだけ違う1年が送れるのかなと期待した。


 しかし、俺は察してしまった。そう、俺の席が空いているということは...。

 のどを鳴らした。薪名が俺の隣の席に近づいてくると同時に、頭を抑え、「もう駄目だ...」とボソッとつぶやいた。

 しかし、薪名が席についても、俺に飛び掛るような音が出なかった。


 (大丈夫か?)と思い、ゆっくりと頭を上げると男子生徒の全員の目がこちらに向いていた。

 「えーーとですねー」と俺が言うと、「勝生...」と聞こえた。その時、背筋が伸び、肩があがった。

 「さすがのお前でもそれはゆるさねーぞ!このイルカ!」という声とともに、筆箱やら人間やらいろいろ飛んできた。


 ひとまず、涙目になりながら息を荒くして、学校中を走り周った。

 「はあ...はあ...」という息を上げていると目の前に先生の姿が見えた。

 またしても俺は察してしまった。授業を忘れていたことを。

 思い切り引き換えそうとした時、もう真後ろには大量の男子生徒の姿が...


「ぎゃーーーー」と俺は叫んだ。


 気が付くと、俺は保険室にいた。

 俺はベットに寝ていたが、俺のすぐ隣に誰かが座っていることに気付いた。

 座っていた奴は、薪名だった。


 「目が覚めた?」という天使からの声のような言葉が聞こえた。

 「あ、うん」というなんとも情けない声で答えた。

 ひとまず、なぜ俺は保険室に寝ている理由を聞いた。

 「俺はなぜ保険室にいるんだ?」

 「さっき、廊下で寝ていたから、運んでもらった」

 「そ、そうか」(寝ていたというよりかは、倒れていたんだけどな...)


 少しの間、保険室が静まった。とてつもなく気まずい状況だった。

 その瞬間、薪名の口からとんでもない言葉が聞こえた。

「あなた、確か勝生君...だったっけ?」

「ああ、そうだよ」

 少しあわてた感じで答えた。


 「私、あなたのこと、好きかも...」


 俺はその瞬間思考が停止し、渇いた声で「えっ...」と言ったとき、窓から桜の花びらが風とともに、入ってきた。

  

                              続く...


 

はじめまして細谷 タツヤです。

初めてweb小説を書いてみました。

内容が整ってない部分もあると思いますが多めにお願いします。

勝生と薪名の二人の物語を投稿していきますので、よろしくお願いします!

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