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初日!ユニークジョブ

スピちゃんとジョーカーさんに別れを告げ、私は現実世界へと戻ってきた来た。だいぶ大それた事をした自覚はある…又と無いチャンス。絶対につかむ!


私はプラグスーツを脱いで、シャワー室に向かった。特に動いたわけでもないのに、すごく汗をかいてしまっていた。少しヌルめに設定したシャワーを浴びながら、今日の出来事を思い出しては、ワクワクしていた。


「目指せ!1位ぃぃぃ…ぃたい…」

狭いシャワー室で思い切り右手を掲げたがために、その手を壁に激突させてしまった。痛みにこらえながら、シャワー室を後にし、制服に着替える。部屋を出て、廊下に出ると、緋花莉が待っていた。


「春香…何であんな事したの〜!」

両手で私の両肩を鷲掴みにした緋花莉はグワングワンと私の体を揺さぶり始めた。

「あわわわ…緋花莉、やめて〜落ち着いて〜。」


何とか落ち着いていた緋花莉に私は声をかけた。

「とりあえず、いつもの喫茶店にでも行こっ」


学校を出てしばらく歩いたところに私たちの隠れ家はある。学校帰りによく立ち寄って、世間話をするのが私たちの日課だ。ところが今日は、緋花莉からの質問攻めに手を焼いている。一旦、緋花莉を落ち着かせ、2人でコーヒーを口にした。


「あら?ビビコたんとイケボちゃんじゃないのね。」


ブハッ!私たちは一斉にコーヒーを吹き出し、お互いの顔面にぶちまけた。私たちをこんな呼び方するのは、この世に1人しかいない。恐る恐る声の主を見てみると、案の定、スピちゃんだった…


「あなたたち、海咲女学園中の生徒だったのね。じゃぁ私の後輩になるのね。」

スピちゃんの身なりを見てみると、確かに海咲女学園高等部の制服だった。


海咲女学園は中高一貫校になっている。これおのかげで、私たちは中3になってもこうしてのんびりしていられるのだ。


「ビビコちゃん。明日から頑張るのね。」

スピちゃんはエールを送ると会計を済ませて、帰ってしまった。

「そうだね。春香!頑張って!」

私の両肩が再び鷲掴みにされる。

「が…頑張ります…」


その日は家に帰ってすぐに寝てしまった。


翌日、私は通学路から終礼まで、ずっと落ち着かず、ソワソワしていた。


「不安が伝染するから落ち着いてって」

緋花莉が一生懸命になだめてくれている…

時刻は午後3時。約束の時間まで1時間になった。


緋花莉は係の活動があると言っていたため、今日は一人でCRRまで向かい、まだ慣れない言葉を暗唱した。


「スタンバイ オッケイ テイクオフ トゥー ジ アーバンネイチャー…」

「アクセス!」


都市部エリアにリスポーンした私を、高層ビル群が取り囲んだ。昨日も見たはずの光景なのに、また感動してしまう。確か待ち合わせ場所は、GTJ本部だったはず。ここからもそう遠くないはずだ。


エリアマップを頼りに10分ほど歩みを進めると、ひときは大きな建物が見えた。GTJ本部。周りの建物を寄せ付けない、堂々した風格があった。建物の中に入ると、上等そうな椅子に腰掛けているジョーカーの姿が見えた。


ジョーカーはこちらに気づいたのか、軽く手招きをしてくれた。


「今日からよろしくお願いします。」

「そんな堅苦しいことはええよ。じゃとりあえず、訓練所に行こうか。」

ジョーカーが席を立ち歩き始めたので、私もそれに続く。


「そういえば、ユメちんのジョブって何なん?」

ごく普通の質問だったのだが、私は答えに戸惑ってしまった。名前も知らないのにどう答えればいいのだろう。


そこで私は自分のメニュー欄からプロフィールを読み込み、通常ならジョブの名前が記載されている欄をジョーカーに見せた。すると意外にもジョーカーの反応は普通だった。


「おぉ久しぶりに見たわ。ユニークジョブ」

「ユニークジョブ?」

聞きなれない言葉にオウム返しで反応してしまう。


「何や。知っててこれを選択選択したんやないんか…?」

私はコクリと頷き、好奇心の眼差しをジョーカーに向けた。


「ユニークジョブ。ほんの1握りのプレイヤーにのみ発現する職業のことや。絶大な力を誇り、1度選択すれば、それはその個人だけのもの、同業者は現れない。実例もいくつか上がってるし、うちもその一人や。まぁ端的に言ってしまえば、公式のチートやな。」


驚愕のあまり声が出なかった…

私、もしかして、一生分の運を使い切ってしまったのでは…


「まぁ驚くのも仕方ないな〜。どうせ、ラッキーとか思ってんのやろ。でも、それは違う。ユニークジョブは相手を選ぶ。適性を持ったプレイヤーの元に必然的にやってくるのであって偶然ではない。まぁいくつか難点はあるが…」


「じゃぁ私って、もう最強なんですか!?」

「それは実際に戦って見ればわかることや」


そうこうしているうちに、訓練所に着いたらしい。簡単な手続きを済ませ、闘技場のような空間に足を踏み入れた。ここではちょっとしたモンスターと戦うことで経験値が貰え、レベルアップに繋がる。


「さっそく始めようか」

ジョーカーが観客席のようなところから声をかけてきた。ジョーカーは手元で何らかの操作をして、

「それじゃ、始めや」


カウントダウンが5秒前からスタートした


5…4…3…2…1…0…booon


合図と共に出現する獣型のモンスター。しかし、ユニークジョブ使いの私の敵ではない…。はず!


モンスターの右手に添えられた曲刀が予想より素早く振り下ろされた。体をひねることでかろうじて回避に成功するも、かすっていたのかHPバーがグッと減少する。


反撃しようと右手に力を込め、思い切りモンスターへと打ち出した。鈍い音との後に沈黙が訪れる。モンスターはビクともしていなかった。すかさず繰り出されたモンスターの一撃が私の体を捉えた。大幅に減少するするHPバー…


どうして…私のユニークジョブは最強なはずなのに…


「今のままじゃダメやな…」

ジョーカーがボソッと声をもらした…


戦闘シーン…

全然書けませんでした。申し訳ないです…


いまいちな点も多数あると思われますが、私なりに頑張って書き続けていきたいです。


ご意見、ご感想、お待ちしております。


美恵 匠

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