表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子ぎつね神隠し  作者: みかっち
1 . はじまりのあさ
1/3

第一歩

目が覚めるとそこは ーーーー ・・・




古く少々カビ臭い木製の壁


歩くたびに軋む木製の床


今にも折れそうな木製の柱


穴だらけの襖


横にスライド式の木製の扉


所々に大きな蜘蛛の巣



まさに心霊スポットの様



何処だここ?としか言い様がない。


昨夜は仕事を終えた後、地元の小さな祠になんとなく手を合わせ


ーー新しい職場環境に慣れますようにーー


と、お願いした後は真っ直ぐ家に帰って、お父さんが作ってくれたご飯を食べた後はお風呂に入り



自室で寝ていたはず。



・・・きっとこれは夢を見ている


私は夢の中でも ” 夢 ” だと気付く事が出来るのかと

関心をしていた



まわりを探してもスマホが見つからない。

財布も見つからない。


夢だとしても変に声を出すのは少し怖い




扉を開けて外に出るか


声を出して誰かを呼ぶか




いや。


もし外に出て襲われたら?

もし声をかけてオバケが出てきたら?



夢でもハッキリし過ぎていて鮮明すぎて

もう一歩の勇気が中々出てこない。




よし。

外に出よう


決心をして扉を開けた。




そこには ーーーー




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ