~ お姫様のように ~
カタッ … カタカタカタ ッ…
「えっ … 」
彼女は ビクッと 躰を揺らし 部屋の奥を見つめた
拓斗は 微笑み
「あぁ クローゼットの辺り 建て付けが悪いみたいでね 築30年になるらしいから… 驚いた?」
クスッ と 微笑み 彼女に聞いた
彼女は ホッとした顔をして 微笑みを返した
拓斗 は 冷蔵庫を開き
「何 飲む?」
ソファーに座る彼女に聞いた …
「あっ … 何でもいい … 」
少し緊張している様子の 彼女は応えた
拓斗は クスッと微笑み
「フィズ … ビール … 野菜ジュース … グレープジュース … ピーチのジュース … どれ?」
彼女は 冷蔵庫の ドアを開き 優しく見つめる 拓斗に
「ピーチ … 」
少し恥ずかしそうに そう応えた
拓斗 は 冷凍庫から 星形とハート型の 氷を取りだし
2つの グラスに
カラカラ~ン ッ!
氷を入れ ピーチジュースを 注ぎ
彼女の座るソファーの前の ローテーブルに運んだ
ポラリスの描かれた 布製のコースターの上に ピーチジュースを置き
クルンッと ハートを描いた ストローをグラスにさした
細やかな気配りをする 拓斗に
彼女は ピーチジュースを 嬉しそうに飲みながら
お姫様のような気分になり 微笑んでいた
拓斗は 彼女の横に座り ジュースを一口飲むと
テーブルの上に置かれた リモコンのボタン押した
車の中で 流れていた 洋楽と似たような曲が室内に流れ始め
拓斗 は
「今日は 病院 ?」
彼女の瞳をじっと見つめ そう聞いた
「うん … 」
彼女は 返事をし 俯いた
「医者は 相変わらず?」
彼女は コクンッ と頷き 不安そうな顔をして 拓斗を見つめた
「真紀ちゃん … 何も心配ないよ 病院に通っている事は 初めから知っているよ 出会ったのが 病院の前なんだから 心配ないよ … 」
拓斗 は 真紀の手を 両手で包み込むように 優しく包んだ
なんて … 美しい 腕なんだ …
拓斗 は 必至に高鳴る鼓動と 興奮を抑えていた
真紀は うっとりと 拓斗を見つめていた
真紀の手を包み込んだまま
拓斗は 彼女に 微笑みを向けた
爽やかで 優しく温かな 微笑みを …
其から 今日 真紀が何をしていたのか
事細かく 拓斗は 真紀に聞いた
20~30 分 話していただろうか …
真紀 が カックン と 首を振り 突然 眠りに堕ちた
拓斗 は クスッ … クスクスッ … ハハハッ! ヒィ~ ヒィ~ッ!
人が 変わったように笑い出した
ハァ ハァ ハァ !
鼻息を荒げ 興奮しながら 拓斗は 真紀の指を 1本1本 しゃぶるように舐めた
其から 細く白い真紀の腕を 指先から肩の付け根まで
ベ ロ ~ ン と 唾液を垂らしながら 一舐めすると
「俺のもんだ !俺のもんだ! 」
と 怒鳴りながら ハァハァ と 興奮を募らせ
物入れへと走り ゴソゴソと何かを探していた
瞳を輝かせ A と 書かれた段ボール箱を開くと
中から青いビニールシートを取りだし 洋室の ベッドの横に 並べるように敷き
Aの箱を シートの横に置いた
其から ソファーで グッタリと眠る 真紀を お姫様のように抱き抱え
ブルーシートの上に仰向けに寝かせ …
ハァ ハァ ハァ ハァ !!
拓斗 は 興奮しながら Aの箱の中から ハサミを取り出すと
ジ ィ ー ビリッ ビ リ ッ ビ リ リッ!
真紀の衣服を 切り裂いていった
「ハァ ハァ ッ! 俺ノモノ ッ! 俺ノッ!ハ ァ ハ ァ ハ ァ ハ ァ !!」
真紀の衣類も 下着も切り裂き 全裸にすると
ゴ ク ン ッ !
生唾をのみ ペロリ ペロリ と 足の指先から 舐め始めた
ペ チ ャ ぺ チ ャ ッ! ベ ロ ~ ンッ!
「ウ ッ ヒ ャ ヒ ャ ッ! 俺ノモノ! 俺ノモノ!!」
1時間程かけて 真紀の全身を舐め廻すと
拓斗は クローゼットを 開けた
クローゼットの半分程には 床に付く程に長く 黒いカバーの掛けられた衣類が並んでいた
拓斗 は
「ウ ヒ ャ ヒ ャ ヒ ャ ッ ! 」
と 不気味な奇声を発しながら 迷う事無く1着のカバーを外し衣類を取り出した
ウェディング ド レ ス …
ワンショルダーの マーメイド タイプで シンプルな中にも 気品ある ドレス
拓斗は 真紀の足元から ゆっくりと ドレスを着せた




