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癒し
弾のつづき 敵の正体が明かになり主人公の物語が始まる
僕は握っていた財布をポケットにねじ込んだ
自動ドアのボタンを押して冷たい外の空気に触れる
ここで今日も負けたんだという実感がわいてくる
店に入ったとき上っていた日はすでに落ちきっていた
今日も負けた…
ここで軽く自己紹介しておこう
僕の名前は楠上明 ぴちぴちの二十歳だ
大学2年生の僕の趣味は戦うこと!(パチンコで)、
春休みや夏休み等の長い休みに入ると気がつくとパチンコ屋にいる
9時前に起きると並んじゃうんだよねぇというやつだ
他に僕に関する特記事項はあるか
いやパチンコばっかりうってるぼくにそんなものはない
ごく平凡なダメ大学生だ
でも僕の夢は回りとは違う…
僕の夢はとにかく金持ちになること!方法は後々考えるけど僕はビッグになる!
その夢のおかげで今日の負けも耐えられる!
頑張った自分にご褒美だ!
僕はコンビニに入って氷結と煙草メンソールLiteとカップ麺を買う
負けた時こそ疲れを癒さなきゃな!
明日は何の台を打とうかなー
とくにない