幼馴染の逆襲
俺の名前は高木浩太。彼女もちの20歳大学生だ。ここまでは彼女もちってだけのごく普通の人間に思うかもしれないが、俺にはある変わった幼馴染がいる。そう。ヤンデレの幼馴染だ。幼稚園、小、中、高と一緒だったのだが、俺が幼馴染と離れたいがためにわざわざ東京の大学に入学したのだ。それを伝えたときは、幼馴染はマジもう本当に激おこを越していたと思う。うん・・・・。
そんな幼馴染と別れて俺は東京で一人暮らしを始めた。大学では彼女ができて人生の最高潮にいると思っていた。・・・あの日が来るまでは。
ピーンポーン
「誰だ?まだ朝の6時だぞ?はーい。」
ガチャ
「ひっさしぶり!!高木!元気だった?」
「・・・え?真奈美?・・・なんでお前俺の部屋分かったんだ・・・」
「いいジャンそんなこと!何年かぶりにかわいいかわいい幼馴染が来てやったんだぞ!」
嫌な予感がした。
「お前山梨から来たんだよな?」
「そうだよ?・・・本当なら私と高木二人で行ってた大学があるところだよ?」
やばい。真奈美の眼の光が消えてきている。
「そ、それで、今日山梨に帰るんだよな?」
「何言ってるの?大学が休みになったんだから泊まるに決まってるでしょ?高木も大学休みでしょ?」
俺の大学が休みってことを知ってることはおいといて、俺はこの休みで彼女と出かけるつもりだ。しかしそのことを幼馴染に言ったらなんて反応されるか・・・・。
「高木?この休みにさ、私と出かけようよ!ね?ねね?」
「い・・・いや・・・・あの・・・ちょっと・・・」
「は?なにちょっとって。ねぇ。私と出かけられない理由でもあるの?ねぇ。」
「えっとぉ・・・」
「彼女のことだね?」
「え!」
何で彼女のこと知ってるんだ!言ってないのに!
「そんな女となんか別れちゃいなよ。」
「な、何言ってるんだ!お前!それはゆるさない」
「許さない?・・・フフ。私は許さないなんて比じゃないよ。」
怒 っ て る よ
次の瞬間床が迫ってくるのが分かった。俺は強く床に打ち付けれらた。いや。勝手に足の力が抜け自分から崩れ落ちた。しかし自分の急所である頭を守るため手を出そうとしたが、手が出せない。床に強く全身を打ち付け、意識がもうろうとし、意識がはっきりしてきたときに初めて気づいたことがあった。
「か・・・らだが・・・う・・・うごか・・・ない・・・」
「フフフフフハハハハハハハ!!ねぇねぇ!これみてよ!これこれ!!」
そういって彼女が持っていたものは‘黒い物体’。二つの突起の間に流れる青白い電気。
「な・・・ん・・・・で・・・・」
「私ずっとずぅ――――――っと!高木のこと好きだったんだよ?なのに勝手に違う大学行って終いには雌豚と付き合うなんてさ!そんなの怒るに決まってるよね!」
「そ・・・・そんな・・・・の・・・」
「でも今は、高木は何もできないよね?全身が麻痺してるからね?アハハハハハ!・・・・それじゃあさっそくはじめようかなぁ・・・・彼女さんとはもうヤッタのかな?まぁ、どっちみち・・・」
私 が 高 木 の 子 を 孕 む け ど ね ♪
彼女「・・・あ!やっとでた!浩太君!今何時だと思ってるの!もう夕方だよ!・・・・浩太君?」
「あれぇ~?彼女さんですかぁ?・・・ふふふ~浩太君はネェ~もう私のものなの~。だ・か・ら~」
二 度 と 電 話 し て く ん な こ の 雌 豚
――――――BAD END――――――