ワガママお嬢様 第1話・ワガママだけど、、、
「綺羅お嬢様!」
「今日はピアノ教室がありますよ!」
「綺羅行かない!」
「またですか!?」
「じゃあもうピアノは辞めてもらいますよ」「嫌!イヤイヤイヤ!」
「じゃあ今日は行ってもらいますよ」
「じゃあ先生に厳しくしないで!って言ってよ」
「厳しくしないと綺羅お嬢様がワガママ言うからですよ」
「なんで!なんで。なんで。なんで!」
「綺羅行かないもん!絶対に行かない」
「じゃあ分かりました。」
「風邪引いたって事にしときます」(呆れて)
「オッケェーじゃあ綺羅庵ちゃんと遊んでくる!!」
「駄目です。綺羅お嬢様はピアノ教室休んだんですからいかなけれなりません。」
「バカ翔!」
「バカじゃありません。」
「綺羅お嬢様が悪いんです!」
「翔の馬鹿!バカバカバカ (泣)」
カタカタカタ(階段の上がる音)
「また綺羅お嬢様ワガママを、、、」
「まっどうせ時間が経つと機嫌も、、、」
「翔!ショウ、ショウ、ショウ、ショウ」
(やっぱり)
「何ですか綺羅お嬢様。」
「明日、龍芽兄のとこまで行きたい!!」
「さっきね、電話したら行っても良いって言ってよ」
「うーんでも明日は3時からスイミングですからね。サボらないなら行っても良いですよ」
「行く行く!絶対行く!」
翌日、、、
「翔ちゃん早く!」
「今行きます!」
「翔、なんで龍芽兄は家に住んでないの?」
「独立ですかね?」
「ドクリツ?独立って何?」
「独りで立って行くって事です。」
「へー!」
車の中、、、
「クークークー」(寝てる音?)
「綺羅お嬢様は早く起きすぎなんですよ」
着きました。
「綺羅お嬢様着きましたよ」
「ンんーん着いたのぉー?」
「ハイ」
「降りてください。」
「うん」
ピーンポーン
「ヘイヘイ」
「龍芽兄!」
「おぉー綺羅!元気だったか?」
「うん!翔も!!」
(翔?あぁ!執事)
「そうかそうかじゃあ中入れ!!」
「お邪魔しまぁーす」
「翔は3時に迎え来て!」
「分かりました。」