良い『予想外』とは何か?を考えよう!まずベタなシチュエーションを書いてみて、結末でできるだけ、予想を裏切ってみよう!
論より証拠、ということで、以下のような小話を考えてみました。
<*****『優ちゃんとボール』*****>
優ちゃん家の前の道路は下り坂に続いている。
小学三年生の優ちゃんはよく、ボールの僕を、家の壁に投げつけて、跳ね返ってくるのをキャッチする遊び、いわゆる『壁打ち』をする。
ある日、つかまえようとした優ちゃんの手に当たって跳ね返った僕は、
テンッ、テンッテンテン・・・・・!
方向が逸れて、下り坂の方へ転がった。
コロコロコロ
下り坂を転がるうちに、徐々にスピードが上がる。
坂を下りきったところは交差点になっていて、横切る大きい道路が青信号のときは、猛スピードの車がビュンビュン走ってる。
あっ!!危ないっ!!
坂を下りきり、最高速度で転がる僕は、交差点にさしかかる。
優ちゃんは?
坂の中腹に、僕を追いかけてくる優ちゃんの姿が見えた。
勢いを止められなくて転げ落ちるように、足が勝手に動く人形みたいに、坂を駆けおりてくる優ちゃん。
僕を捕まえようとわき目もふらず必死で追いかけてくる。
「優ちゃんっ!!来ちゃダメだっ!!止まってっ!!」
コロコロコロ・・・・・
勢いが弱まり止まりかけの僕は、猛スピードで突進してくるトラックの目の前に、ゆっくりと転がった。
僕を捕まえるチャンスだとみて、手を伸ばしながら優ちゃんがトラックの前に飛び出した。
「危ないっ!!優ちゃんっ!!!」
(つづく)
<*****『優ちゃんとボール』*****>
さて、この後に『落ち』を用意するとして、展開にはどんなものが考えられるでしょうか?
思いつくまま列挙してみます。
現実的な『落ち』だと
・優ちゃんはトラックにはねられる
・優ちゃんは自分で危ないと気づいて立ち止まる
・優ちゃんはそこにいた人に引き留められて助かる
・トラックが間一髪で急ブレーキで停止
ちょっとひねった空想的な『落ち』だと
・全部夢だった
・別次元の優ちゃんが現れ自分を助ける
・『神』的な誰かが、優ちゃんを瞬間移動させる、トラックをとめる、トラックを消す、などして助ける
・トラックにはねられるが優ちゃんは無傷
他にもいろいろ『落ち』は考えられるかもしれませんが、私が思いついた『落ち』はこれです!!
ということで、続きはまた明日。




