『めんどくさい』はなぜ起こるのか、そしてそれを絶対的に防ぐ方法を思いついた。
なぜ、何もかも『めんどくさい』と思ってしまうのか?
それを探るためには『めんどくさい』が発生する状況を思い出してみる。
・決まり切った労働をする前
・何の得にもならない作業をする前
・面白くも無い話を聞かなければならないとき
・煩雑な事を頼まれて行動する前
お気づきだろうか?
否定的な形容詞+動作の前、に『めんどくさい』は発生する。
つまり、『動作をしたあとの結果を予想した場合、良い結果が予想できず、思ったほどの成果や報酬が得られそうに無い』ときに『めんどくさい』と思ってしまう。
初めてする行動に対して『めんどくさい』は湧きおこらない。
結果が予想できないから。
つまり、その行動を何回か繰り返し、予想の精度が上がり、的中するようになったとき、思ったほどの成果・報酬が得られない状態が続くと、次の同じ行動をする前に『めんどくさい』が発生する。
動物にそれ以上の無駄な行動をさせないという意味ではエネルギーの節約となり合理的。
『無力の学習』と似ているが、これは不幸が襲い続けて、抵抗しても逃げられなかったとき、抵抗をやめてされるがままになるということだから、受け身であるが、『めんどくさい』は積極的行動を停止させるので能動的なエネルギー節約法。
『めんどくさい』の方が、まだ贅沢な悩みだということ。
さて、そんな『めんどくさい』の発生原因がわかれば、それを防ぐ方法も自ずと明らかになる。
つまり、その方法とは『結果を何も予想しなければいい』ということ。
いつも『今回が初めてだ』と思えばいい。
自己欺瞞かもしれないし、エネルギーの無駄遣いかもしれないが、続けたいなら役に立つと思う。
自己欺瞞が嫌なら、「この部分は今回が初めてなのは本当のことだしなぁ」と無理やり?見つけ出せばいい。
あと、決まり切った行動の中に、意識して毎回新しいことをねじ込むとか。
職人さんとかがよく言う「淡々と仕事するだけ」も何の結果も予想してないので正解。




