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新たなスキル

 シオンは依頼を無事に完了し、霧の洞窟からブランシェのギルドへと戻ってきた。ギルドの扉を開けると、リリーナが笑顔で迎えてくれた。


「お疲れさま、シオンくん。依頼は順調だった?」


「うん、問題なくこなせたよ。フォグバット5匹の討伐、完了した」


 シオンは依頼書を差し出しながら、討伐報告をする。


 リリーナはシオンの報告を確認し、笑顔で頷いた。


「さすがね、シオンくん。これでまたひとつ成長したわね。報酬は銀貨15枚、受け取ってね」


 シオンは銀貨を受け取り、フォグの登録についてもお願いすることにした。


「リリーナさん、ちょっと相談があるんだ」


 シオンは少し緊張しながらリリーナに声をかけた。彼女は書類を整理しつつ顔を上げ、笑顔を返してくる。


「シオンくん、いらっしゃい。何か問題でもあった?」


「いや、実は新しいテイムモンスターを登録したいんだ。フォグバットをテイムして、仲間に加わったんだよ」


「フォグバット? それは珍しいね!しかもレア種かもしれないね。早速登録しようか」


 リリーナはすぐに書類を取り出し、シオンが連れているフォグに視線を向けた。フォグは大人しく羽をたたみ、リリーナを見つめ返している。リリーナは「かわいいね」とつぶやきながら、テイムモンスターの登録書に目を通した。


「はい、これでフォグは正式にギルドに登録されたわ。これで依頼の報告も一緒にできるようになるし、より大きな依頼も受けられるかもね」


 シオンはホッとした表情を見せ、リリーナに感謝を伝えた。


「ありがとう、リリーナさん。これで準備は万端だ。次は、もっと難しい依頼に挑戦できそうだな」


「いつでも相談に来てね。シオンくんがこれからどんどん成長していくのを楽しみにしてるから!」


 シオンは礼を言ってギルドを後にした。その足で宿に向かい、一日の疲れを癒すためにゆっくりと休むことにした。


 部屋に戻り、シロンがベッドに横たわるのを横目に、シオンは自分のステータスを確認するために「ステータス」コマンドを発動した。青い光が彼の体を包み込み、ステータスが頭の中に浮かび上がった。


□□□□□□□□□□

名前:シオン

年齢:10歳

職業:テイマー

レベル:37

HP:1,850

MP:1,480

力:185

敏捷:222

知力:259

スキル:テイムスキル(中級)、魔物探知(中級)、鑑定(中級)、霧使い(初級)、魔物強化(初級)、視覚強化(初級)

□□□□□□□□□□


「……新しいスキルが増えてる?」


 シオンは驚きながら、自分のステータスを確認した。


「霧使い、魔物強化、視覚強化……これはおそらくフォグを仲間にしたことによるものだな」


 シオンは自身のステータスに新たなスキルが加わったことに驚きつつ、もう一度「鑑定」スキルを使ってそれぞれのスキルの内容を確認することにした。青い光が彼の周囲を包み込み、詳細が浮かび上がってくる。


・スキル:霧使い(初級)

 説明:霧を自在に操り、周囲に霧を発生させることができる。視界を遮り、敵の動きを混乱させるほか、一定の範囲内に霧を展開することで隠密行動を補助する効果がある。


「これで、戦闘中に霧を使って相手の視界を奪ったり、隠れて接近することができるな。洞窟内や暗い場所でも有効かもしれない」


 シオンはその効果に納得し、次のスキルの確認に移った。


・スキル:魔物強化(初級)

 説明:テイムした魔物の能力を一時的に強化することができる。力や敏捷が向上し、持続時間はスキルレベルによって変動する。初級では10分間効果を持続させることが可能。


「シロンやフォグの力を強化できる…これはかなり使える。魔物たちがピンチになったとき、戦闘を有利に進められるはずだ」


 シオンはシロンを見つめ、心の中で期待を膨らませた。


・スキル:視覚強化(初級)

 説明:視力を一時的に強化し、遠距離や霧、暗闇の中でもクリアな視界を得ることができる。動体視力も向上し、敵の素早い動きも捉えやすくなる。


「視覚が強化されるのか……これはフォグの能力だな。霧の中や暗い場所での戦闘で大きな助けになる」


 シオンはこれまで戦ってきた霧の洞窟での不安を、このスキルが解消してくれることに感謝しながら、微笑んだ。


「これで、フォグと一緒にさらに強くなれるな」


 シオンは新たな力を得たことに手応えを感じながら、次の戦いに向けて意欲を燃やした。シロンも隣で軽く吠え、まるでシオンの気持ちに応えるかのように意気揚々としていた。


「さあ、明日も依頼をこなして、さらに成長しよう」


 シオンはベッドに身を預け、次の日の準備を頭の中で整理しながら、ゆっくりと目を閉じた。

ご愛読ありがとうございます。

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