霧の洞窟依頼報告
シオンとシロンは、霧の洞窟から無事に戻り、ブランシェの街のギルドへ向かって歩いていた。討伐依頼を無事に達成したことで、シオンの心は少し軽くなっていたが、まだ任務が完全に終わったわけではない。
「シロン、ギルドに戻ったら、さっさと報告を済ませよう」
「ワフ!」
シロンもシオンの隣で元気よく返事をしながら歩く。彼は討伐したフォグバットの「霧の翼」を確認しながら、次のことを考えていた。
――リリーナさんに報告して、次の依頼について聞いてみようかな。
ギルドの前に着くと、扉を押し開けて中に入る。ギルドは賑やかで、他の冒険者たちが次の依頼や報酬を求めて集まっていた。シオンはリリーナの受付を見つけ、彼女のもとへ向かう。
「リリーナさん、フォグバットの討伐依頼、無事に達成しました」
シオンが声をかけると、リリーナは顔を上げて微笑んだ。
「シオンさん、おかえりなさい。お疲れさまでした。討伐の証を見せてくださいね」
シオンは「霧の翼」をリリーナに差し出すと、彼女は手際よく確認を始める。
「ええと…1、2、3、4、5匹分ですね。間違いありません。これで依頼達成となります!」
リリーナが満足そうに頷きながら、討伐証をまとめ、シオンに報酬を手渡した。
「今回は銀貨30枚が報酬です。お疲れさまでした」
シオンは報酬を受け取りながら、軽くお辞儀をした。
「ありがとう、リリーナさん。また次の依頼があればよろしくお願いします」
「もちろんです。もし他にも依頼を探したいなら、また声をかけてくださいね」
シオンはシロンとともにその場を後にし、再び街を歩き始めた。
「シロン、少し休んでからまた依頼を受けるか、それとも装備をさらに整えるか…どうしようか?」
シロンは耳をぴくりと動かしながらシオンを見つめていた。
「ワフ、ワフ!」
「そうだな、まずはしっかり休んでから考えよう」
シオンはそう言うと、再び宿へ向かうことを決め、歩みを早めた。
宿に戻ると、シオンは報酬を確認しながらベッドに座った。討伐が順調に進み、今後の依頼にも自信がついてきたが、同時に自分の力をさらに伸ばすためには、次のステップが必要だと感じていた。
「次はもっと難しい依頼をこなして、Dランクに近づく必要があるな…。でも、焦らずやるしかないか」
シロンはシオンの隣で丸くなり、軽く息を吐いていた。シオンはそんな彼を見つめながら、自分の力とシロンの成長を信じて、次の冒険に備える気持ちを固めた。
「明日からもまた、しっかりやっていこう。シロン、一緒に強くなろうな」
「ワフ!」
シロンの元気な返事に微笑みながら、シオンはその日を終える準備を始めた。次の挑戦がどんなものになるのか、楽しみとともに、少しの不安も抱えながら。
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【シオンのステータス】
名前:シオン
年齢:10歳
職業:テイマー
レベル:37
HP:1850
MP:1480
力:185
敏捷:222
知力:259
スキル:テイムスキル(中級)、魔物探知(中級)、鑑定(中級)
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【シロンのステータス】
名前:シロン
種別:ホワイトウルフ
レベル:37
HP:2220
MP:1480
力:222
敏捷:259
知力:185
スキル:成長促進、牙攻撃(初級)、風の加護(未解放)、感知、連携(初級)
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