表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/38

Dランク昇格に向けて

 エルバードの朝は、いつもと変わらない。街の市場は賑わい、冒険者たちが次々とギルドに向かう。シオンもその一人だ。だが、彼の目的はDランク昇格。日々、Eランクダンジョンの周回を続け、着実に実力をつけている。


「シオン君、今日も黒石の迷宮に行くのね?」


 ギルド受付嬢のアンナが微笑んで声をかける。シオンは軽く頷き、受付カウンターで迷宮への申請を済ませた。


「うん。最近は1日で5階層を回れるようになってきたから、もう少しでDランク昇格も見えてきたかな」


 シオンは言いながらも、これまでの成長を感じていた。最初にこのダンジョンに挑んだ頃は、スライムやゴブリン相手に苦戦していたが、今ではシロンと共に素早く敵を倒せるようになっていた。


「気をつけてね、Dランク昇格にはまだまだ試練があるから」


 アンナの忠告を受け流しながらも、シオンは内心焦りがあった。テイマーとして成長した今、もっと高みを目指したい。黒石の迷宮を周回する日々が続く中で、シオンとシロンの絆も強まり、戦闘力は格段に向上していた。


 迷宮に入ると、1階層の敵であるスライムやコウモリ、小型ゴブリンはもはや脅威ではなかった。シオンの「魔物探知」スキルを駆使し、敵の位置を把握しながら、シロンが迅速に敵を追い詰める。


「シロン、次は2階層だ」


 シロンが低く唸り、前方を見据える。ワイルドラットやホロウスライムが次々と襲いかかるが、シロンの「感知」スキルで敵の動きを先読みし、シオンの指示に従い的確に対処していく。


「頼もしいな、シロン」


 シオンはシロンの成長を実感しつつ、自身もさらにテイマーとしての技術を磨いていった。


 3階層に入る頃には、シオンとシロンの動きは息が合い、ビッグスライムやゴブリンファイターも短時間で撃破できるようになっていた。以前は何度も負けそうになったダークバグも、今では簡単に撃退できる。


「ここまで来たか…でも、まだDランクには届かない」


 4階層では、さらに強敵が待ち受ける。ストーンゴーレム(ミニ)やウルフ、ダークフェアリーたちは、以前なら一筋縄ではいかない相手だったが、今ではシオンの「テイムスキル(中級)」でシロンの攻撃力を引き出し、一気に片をつける。


 シオンは戦いの合間に自分のステータスを確認する。


□□□□□□□□□□ 

名前: シオン

年齢: 10歳

職業: テイマー

レベル: 35

HP: 1750

MP: 1400

力: 175

敏捷: 210

知力: 245

スキル: テイムスキル(中級)、魔物探知(中級)、鑑定(中級)

□□□□□□□□□□ 


 自分の成長を目の当たりにし、シオンは少し満足げに微笑んだ。


「俺も、強くなってるな…」


 そして、シロンのステータスも鑑定で確認する。


□□□□□□□□□□ 

名前: シロン

種別: ホワイトウルフ

レベル: 35

HP: 2100

MP: 1400

力: 210

敏捷: 245

知力: 175

スキル: 成長促進、牙攻撃(初級)、風の加護(未解放)、感知、連携(初級)

□□□□□□□□□□ 


 シロンの圧倒的な成長ぶりに、シオンは改めて彼に感謝の念を抱く。


 5階層に到達したシオンとシロンは、ボスであるマッドボアとゴブリンチーフとの最終決戦を迎える。しかし、今の彼らにとって、この相手も難なく倒せる相手だった。


「シロン、最後の力を出し切るぞ!」


 シオンの声に反応して、シロンはマッドボアに鋭い爪で一撃を浴びせ、シオンはその隙をついてゴブリンチーフに止めを刺す。


「終わったか…」


 息を整えながら、シオンは地面に転がる討伐の証「黒い牙」と「魔法石」を拾い上げた。これで、またひとつ大きな成果を手に入れた。


「さて、戻るか」


 シオンとシロンは、ギルドへの帰還の道を辿りながら、次なる目標であるDランク昇格に向けて、さらなる挑戦を続けていく決意を固めた。

ご愛読ありがとうございます。

これからも本作品をよろしくお願いします。


また、『ブックマーク』と『いいね』と『レビュー』をよろしくお願いします。


気に入った! もっと読みたい! と思いましたら評価お願いします。

下の ☆☆☆☆☆ ⇒ ★★★★★ で評価できます。最小★1から最大★5です。


『★★★★★』なら執筆のモチベーションが上がります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ