黒石の迷宮5階層
シオンとシロンは、ついに黒石の迷宮5階層に足を踏み入れた。この階層は迷宮の最深部に位置しており、空気が一層重く冷たい。シオンは鋭い目で周囲を見渡し、緊張感を全身で感じ取った。
「シロン、しっかりと感知を頼む」
シロンは頷くと、鼻をクンクンと動かして周囲を探り始めた。シオンも慎重に足を進めながら、鉄剣を握りしめる。
「ここが最後の階層か……。油断はできないな」
目の前に現れたのは、2体のゴブリンチーフだった。ゴブリンたちは目を赤く輝かせ、重い武器を振り上げている。シロンが一瞬の隙をついてゴブリンチーフに飛びかかり、シオンもその隙を見逃さずに攻撃を仕掛けた。
「やるぞ!」
シオンの剣がゴブリンチーフの胸元に深く突き刺さり、シロンの鋭い爪がゴブリンの防御を切り裂いた。ゴブリンチーフは反撃しようと武器を振り上げたが、シロンが瞬時にその動きを封じ込めた。
「さすがだ、シロン! よし、このまま押し切ろう!」
シオンとシロンは息を合わせ、ゴブリンチーフを次々と倒していった。力と敏捷性に優れるゴブリンチーフだが、二人の連携の前では歯が立たない。
「ふぅ、これでゴブリンチーフは片付いたか」
シオンは息を整え、剣を鞘に戻した。シロンも疲れた様子を見せず、すぐに次の敵の気配を探り始める。
「次は……」
その時、シロンが鋭く吠えた。シオンはシロンの視線の先に目を向けた。遠くから、鈍重な足音が響いてくる。それはこの迷宮の主、マッドボアの接近を告げていた。
「マッドボアか……いよいよだな」
シオンは「ステータス」と唱え、再び自身の状態を確認する。今までの戦闘で経験を積み、確実に強くなっていることがわかった。
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名前:シオン
年齢: 10歳
職業: テイマー
レベル:20
HP: 800
MP: 600
力: 80
敏捷: 100
知力: 120
スキル: テイムスキル(中級)、魔物探知(中級)、鑑定(中級)
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名前:シロン
種族: ホワイトウルフ(幼体)
レベル:18
HP: 720
MP: 360
力: 72
敏捷: 90
知力: 54
スキル: 成長促進、感知
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「準備は整った……行くぞ、シロン!」
シオンは鉄剣を再び抜き、シロンと共にマッドボアのいる最深部へと向かっていった。
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