表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/38

Eランク迷宮突入

 シオンはギルドで黒石の迷宮討伐の依頼を受けた後、装備も整え、気持ちを新たにして迷宮へと向かっていた。エルバードの街から迷宮までは歩いて約1時間ほどの距離だ。シロンが隣を歩きながら、時折周囲を警戒している。


「シロン、いよいよ俺たちの初ダンジョン攻略だな」


 黒石の迷宮、Eランクの初級者向けダンジョンといっても油断はできない。迷宮に足を踏み入れたシオンは、その独特な空気に緊張感を覚えた。背後に控えるシロンも、いつもとは違う雰囲気に敏感に反応している。


「行こう、シロン。気を引き締めてな」


 シオンは鉄剣+1をしっかりと握りしめ、最初の一歩を踏み出した。迷宮の1階層にはスライムやコウモリ、小型ゴブリンが出現するとの情報を事前に得ていたが、それでも何が起こるかわからない。シロンの「感知」スキルが、周囲の魔物の気配を捉えるのを頼りにしつつ、慎重に進んでいく。


 最初に出現したのは、迷宮ではよく見かける存在、スライムだった。シオンはスライムを見つけると、素早くその位置を確認し、静かに鉄剣を構えた。


「まずは様子を見て……」


 シオンは小さく呟きながら、スライムに接近。手早く一撃を与え、スライムを倒す。感触は柔らかく、難易度としては低い。しかし、何体かのスライムが集団で現れると厄介だ。気を抜くことなく、続けて敵を倒していく。


「よし、次は……」


 突然、上から不意にコウモリが襲ってきた。シロンの「感知」がその動きを捉え、鋭い鳴き声を発したことで、シオンは瞬時に反応する。


「シロン、助かった!」


 コウモリは空中を飛び回り、攻撃を仕掛けてくるが、シオンはその動きに対応し、的確に剣を振るって倒した。さらにシロンも飛びかかって、残ったコウモリを仕留める。


「順調だな。だが、次が問題だ」


 シオンとシロンが進むと、奥には小型ゴブリンが待ち構えていた。小柄ではあるが、その手には短剣を握っている。単純なスライムとは違い、戦い方を心得ているモンスターだ。


「油断はできないな。シロン、準備はいいか?」


 シロンは低く唸り声を上げ、戦闘態勢に入る。シオンはゴブリンに向かって一気に駆け出し、剣を振りかざした。ゴブリンはその攻撃を受け止めようと短剣を振るうが、シオンの力が勝り、剣がゴブリンの武器を弾き飛ばした。


「今だ!」


 シオンは隙を見てもう一撃を加え、小型ゴブリンを倒す。シロンも素早く残ったゴブリンを倒し、1階層のモンスターを一掃した。


「やったな、シロン。これで1階層突破だ」


 シオンは少し汗ばんだ額を拭い、シロンの頭を軽く撫でた。シロンも満足げに尾を振り、主人の期待に応えたことを示す。


「レベルが上がったかもしれないな。確認してみよう」


 シオンは「ステータス」と唱え、自身の成長を確認し、「鑑定」でシロンの成長を確認した。


□□□□□□□□□□

名前:シオン

年齢: 10歳

職業: テイマー(初心者)

レベル:12

HP: 360

MP: 240

力: 36

敏捷: 48

知力: 60

スキル: テイムスキル(初級)、魔物探知(初級)、鑑定(初級)

□□□□□□□□□□


□□□□□□□□□□

名前:シロン

種族: ホワイトウルフ(幼体)

レベル:10

HP: 400

MP: 200

力: 40

敏捷: 50

知力: 30

スキル: 成長促進、感知

□□□□□□□□□□



「順調だな。次は2階層か……行こう、シロン」


 シオンは気を引き締め直し、シロンと共に次の階層へ向かった。黒石の迷宮はまだ始まったばかり。次の階層にはさらに強力なモンスターが待ち構えていることは間違いなかった。

ご愛読ありがとうございます。

これからも本作品をよろしくお願いします。


また、『ブックマーク』と『いいね』と『レビュー』をよろしくお願いします。


気に入った! もっと読みたい! と思いましたら評価お願いします。

下の ☆☆☆☆☆ ⇒ ★★★★★ で評価できます。最小★1から最大★5です。


『★★★★★』なら執筆のモチベーションが上がります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ