表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ねこねこあるある ネコとの暮らし

にゃんこのゴロゴロは最強!癒しのあの音と振動のヒミツについて

作者: 池畑瑠七

 にゃんこの「ゴロゴロ」は間違いなく精神安定剤であります。

 朝のお布団は至福そのもの。

 まだ夜が明けきらない薄暮の中を、ぷーちゃんがほくほく顔でやってくる。

 

 にゃーん きたよーままー

 

 ぴょんっとベッドに飛び乗って脇に陣取り、ふにゃ、とした二の腕を短い前足でふみ始めます。


 ふみふみー ごろごろー

 ふみふみー ごろごろー ふみふみふみーゴロゴロゴロ―


 と天使の如き無垢な表情で、一心にふみふみしてくれます。

 肉球の間にもびっしり長い毛が生えてる寒冷地仕様な子なので体温高めなのか、肉球自体もふわんとして、とても温かい。ので寒い朝なんかには最高です。


 ただ時たま伸びた爪が食い込んで、

 チクチク チクチク・・・

 夜が明けきり明るい日の下で見てみると、日焼けしてない白い上腕にあちこち赤いミミズばれが浮き上がってたり(笑)。

 

 ああー、いかん! もう爪切ってあげなきゃ、となります。


 ゴロゴロって、彼が「気持ちいい・ゴキゲン!」って時に喉を鳴らす音だけど、これが人間にとってもすごく心地よい響きなんだよなあって感じます。

 もしかしたら、胎内音と似てるっていうブラウン管テレビのホワイトノイズとか、海の波音にも近いのかな?って思ったり。

 

 で、ちょっと調べてみた所、ネコの「ゴロゴロ」の凄さにビックリ仰天しました!


 ゴロゴロ音の周波数は25ヘルツの低周波で、副交感神経を優位にする働きがあるんだとか。

 で、この低周波には幸福感をもたらす「セロトニン」の分泌を促して、自律神経やホルモンバランスを整える効果がある。

 その上この周波数の低くて細かい振動には、血圧を下げたり不安やストレスを緩和する強い効果があり、免疫力や自然治癒力を高めることが確認されてるらしいのです。

 ネコと触れ合う事でメンタルを整える「ネコセラピー」は、そういうわけで効果抜群!なわけなんですね。なるほどなるほど~!


 だよねえ、間違いない(笑)。凄いわかる気がする!!

 で、驚いたのは、そればかりじゃなかった。

 医療界でも、すでに各方面で「ゴロゴロ」が大活躍しているというんです!


 猫って、骨折とかしても他の動物の3倍の速さで回復するんだそう。

 ええ、そうなの!?20年一緒に暮らしてたけど、知らなかった…。


 その原因がゴロゴロ音による低周波振動じゃないか?ってことで注目され研究が進み。

 ゴロゴロ音に近い振動で骨に刺激を与え、新陳代謝を活発にして骨の形成や強化を促す「超音波骨折治療器」が開発されたんだとか。

 実際にサッカー選手とかの治療にバツグンの効果をあげ、大注目を浴びたとありました。


 あれっ?そういえば自分も以前、手の指を骨折しちゃった時に整形外科でそれ、使ってたわ!!


 ネコのゴロゴロ、すげー!!

 そんなとこでも、ネコに助けられてたんだ!感動した!!


 でもね、理屈はいいの。

 うちの子のゴロゴロ、ずーっと聴いてたい。

 

 もっふもふで ふわっふわのあったかいお腹のいいにおいを嗅ぎつつ。

 ふんわり、ほっかほかしながら彼のゴロゴロを耳に、自分もゴロゴロ(笑)。

 周波数ちょっぴり違う、大好きな癒しの音楽を傍らに♪


 そんなひと時がもう至福中の至福、なのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] どうも、お邪魔いたしま! 「にゃんこのゴロゴロ、25ヘルツ」のスーパーパワーは、 それにとどまりません!!!!!!!! 俗に「愛の周波数」と呼ばれる「528ヘルツ」、この周波数に、 実…
2024/04/28 13:48 退会済み
管理
[一言] にゃ、ニャンデスト!?(;゜Д゜) 猫のゴロゴロにそのような効果が(;゜Д゜) 整形外科でお世話になったかもしれません。 猫には感謝しかないですね。
[良い点] これはすごい!! 猫ちゃんの描写に癒やされまくった上に、ものすごいゴロゴロ情報。勉強になりました!!(人*´∀`)。*゜+
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ