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SHAME PUNISHER ~童話征戦~ (仮)  作者: 鎚谷ひろみ
2/8

CASE1 ラプンツェル事件 PL

ええっと、姉さん事件です!!


それが言いたかっただけです……

『まもなく、三番線高尾山 山口……発車します』



プルルルル……



たったったった……


「どけよ! どけ! 邪魔だ!!……」


ロン毛の太っている臭そうな男が沢山いる人をお構い無しに、ほぼ暴力的に退けるようにする。

それでも、向かってくる人達にも暴言を吐きつつ進む。


周りの人は不快そうに、もしくは関わらない様に避ける。



「邪魔だよ! どけよ! …… おい、女!! ブスが!……」



ザス……



暴言を吐いてた男の罵声が急に止まる。



人の波はお構い無しに流れていく。




バタッ……



「きゃーー!!」



男は倒れ……ビクビクと動き、息が細くなっていく……

魚も死ぬ時はこのような感じだろうか……口をパクパクさせ、自分の不甲斐なさすらも感じず……その足りない脳のお陰で……



彼の汚い血は、一面に広がる……

それに伴い長い金色の髪の束が落ちている。

数人の人は止まるが、スマホのシャッター音が止まらない。そして人の波は止まらない。



彼の血なんてしょせん、泥水と一緒だから……

その汚い泥水に金色の髪が混ざるように溶けていく……


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