学園.1
学園
校訓
人間の可能性
歴史
五十年ほど前に設立された。ある意味世界征服を成し遂げた教育機関である。ある時、モンスターの養殖を成功しコア製品を独占した富豪の集団が世界平和を謳い利益土返しで世界中に寺小屋と呼ばれる勉強施設を作ったところから始まった。彼らが光る板越しに教える知識は、当時最も勢力の大きい国を滅亡に追い込むほどに進んでいた。それゆえに今では、世界のルールと言われるほどの影響力を手に入れた。
生活
学園は教育施設というよりも国という扱いに近く、生徒は外国人労働者という扱いに近い。入学すること自体は誰でも出来る。しかし、学園で生活は超実力主義の社会であり入ってからが最も大変である。1年過ごすと学園からの支援は打ち切られてしまい学びながら日々の生活費を稼がなくてはならない。仮に一般社会で優秀と称される人物であってもその日暮らしになってしまう事もある。ただし、学園で一般人レベルで生活ができ、ほんの少しでも貯金ができていれば引退後どの国で過ごすことになろうと裕福な生活が保証されている。
生徒が外国人労働者ならば教員は国民である。生徒の中で何かしらの分野でランクAとなった者に教員(国民)になれる権利が与えられる。教員となれば生徒の時に扱えなかった施設や、生徒ではアクセスできない世の中を変え兼ねない情報にもアクセス出来る。しかし、教員となる(帰化する)のは簡単ではなくとても狭き門なのだ。教員となった後は教育の義務が発生する。それは、生徒時を超えるほどの競争社会である。それは、ランクAに上り詰め、教員試験にも合格したエリートであっても競争の荒波に揉まれ教員免許を返納するほどである。
校則
学園に入学する生徒は学園での名前を決めることとなる。これは、奴隷や地域差別への配慮でもあるが、最も大きな理由として『契約魔法』の存在がある。学園では『契約魔法』により「学園の存続にの危機に援軍となり駆けつける」「学園にたいしての商品、成果の偽装の禁止」である。この契約は学園内のみで使われるニックネームで契約書にサインするため。学園外でこの契約に縛られることはない。入学後、その他にこれといったルールは決められていない全てはマナーの範囲で行動の全ては自己責任である。
教員になると「学園の秩序を守る」という抽象的な義務が増える。
立地
大きな島一つがそのまま学園となっている。島の付近には海と人間未開のパンゲア大陸だけであり、ほかには何もない。
立ち位置
技術で世界の最先端を走っている。全ての国を平等にに扱い、不当な優遇や冷遇は無く実績を数値化して事務的に対応する。
学園の技術は最先端を走っているため、優秀な人間は学園に集まる。
外界を超えると言われるパンゲア大陸の交戦的なモンスターたちから人間を守る盾の役割をこなしている。
学園の発行するお金(円)は価値が高く世界の通貨となっている。