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2-2 ノーマルエンド
ルート分岐:美春のマッサージを( お願いする )
美春の石鹸とシャンプーの清潔感あふれる良い香りがした。
だが、未成年女子との同室は、ひとつ間違うと犯罪である。
「美春さんも今日は疲れているんじゃないかな?気にしなくていいんだよ」
「私、マッサージにも自信がありますよ。ちゃんと研修も受けましたし」
不安そうな表情で詰め寄る美春。
美春が近づくと、美春より背の高い進士は自然と上から見下ろす体勢になってしまった。
寝間着の胸元から白い下着がちらりと見えた。
「……少しだけお願いしようかな」
意外と押しの強い美春に、進士は断り切れずに首を縦に振ってしまった。
「はい。おまかせ下さい!」
美春はそう言って、にっこりと微笑んだ。
――気が付くと夜が明けていた。
隣では、小柄な和風美少女が可愛らしい寝息を立てていた。
彼女を追い返そうとしてももう遅い。
その後。
進士は、美春にお世話をされて一生しあわせに暮らした。(ノーマルエンド)
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新しいエピソードが解放されました。
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