三色のハンカチ
ホラーを苦手とする方はお控え下さい、意外と怖いですので………。書いてる僕でも読んだら震えました。
涙を拭く時にこの三色のハンカチを使うとある事が起こります
普通の時は白く、色が度々変化します
「赤いハンカチ」
母さんに怒られた、涙が出た
ハンカチを取り出した
赤色になっている
涙を拭いた
……?不思議な事に何も起きない
急に穏やかな心になった
母さんに謝ろうと思い母さんの所に行った
母さん、さっきはごめんなさい
いいのよ、もう母さん怒ってないから
それに、ここで、アナタハ、死ヌ、ノダカラ
母……さん?
ドスッ─────
最後に見た光景は、無表情で、包丁で、僕を刺す、母さんがいた
血塗りのハンカチ
詩人はそう呼んだ
「青いハンカチ」
昼休み中に先輩に集られた
ボコボコにされた
財布の中身を全部渡した
悔しくて涙が出た
ハンカチを取り出した
青色になっている
涙を拭いた
何も起きない……
教室に帰ろうとして走ったら転んだ
頬を擦りむいてしまった
触った
手に、青い血が、付着していた
う、うわああああっ!!
どんどん青い血が流れてくる
そして頭からも青い血が流れてくる
顔全体が青に染まった
髪も青に染まった
悲鳴も上げられない、クルシイ、コワイ
そして、衣服だけが、残り、少年の、体は、溶けた────
灰溶のハンカチ
詩人はそう呼んだ
「黄色のハンカチ」
今日の夜、僕は彼女に呼び出された
パンッ
僕は彼女に殴られた
あなた……昨日女と歩いてたでしょう!………別れましょう
そして彼女は暗闇に消えていった
僕はなんて事をしてしまったんだ
自分の不甲斐なさに涙が出た
ハンカチを取り出した
黄色になっている
涙を拭いた
その時
ピカッゴロゴロゴロ…
雷か、速く帰ろう……
ピシャーッ!ドドォーン!
ガアアアッ!
僕は、雷に、狙われた
プスプスと衣服が焼け焦げている
熱い、痛い、僕は死ぬのか───?
ピシャーッ!ドドド………!
グ………アアア……
なぜだ、なぜ僕は死なない?
ピシャーッ!…ピシャーッ!ドッドド、ドォーン…!
こんなの、嫌だ、熱い、痛い、速く、死なせて、くれ
魅雷のハンカチ
詩人はそう呼んだ
どうでしたか?それぞれの魅力あるハンカチ達は……
もしかしたら近い内に、あなたも三色のハンカチを手にするかもしれませんよ……
怖かったあなたも、怖くなかったあなたも、これから涙を流した時は、この作品を思い出して下さい…………冗談はさておき、最後まで読んでくれてありがとうございました。




