ある夏の花火
あなたは近くの人を好きでいますか
それは、いつからのことでしょうか
ある夏の日
花火が舞い上がるまでの時間
もっと聞きたいこと
たくさんあるけど
いつも遠回しのわたしの恋みたいに
かんじんなところを聞けないでいる
友達として誘われて
普段とおりに友達として誘われた
だけど、もう嘘はつけなくて
瞳を閉じても
変わらぬ思い
どんな角度からなら
あなたを好きでいさせてくれますか?
それほど近くでなくてもいいから
あなたの視線が届く範囲で
肩が触れ合うくらいかどうか
微妙な距離でなくてもいいから
わたしがいま、どんな気持ちでいたなら
この花火を受け入れてくれますか?
輝き放つキレイなだけなら
きっと誰がとなりにいても
わたしの代わりに誰がいても
たぶん、思いは
おんなじことでしょう
わたしはあなたを好きになったのは
いつからのことでしょう
昨年の花火から、と言ったら
大げさなことでしょうか・・