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恋して幽霊  作者: 桜樹 愛海
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幽霊くんと千里の出会い

〜鈴木 湊汰編〜

鈴木すずき 湊汰そうた夜間授業の生徒人間が嫌いで朝からの登校を嫌う人…でも、人柄はとても愛想がよく先生とも仲良くなれるそんな人だ…先生もなぜこんな人が嫌われるのかという程に…

俺の名前は鈴木 湊汰(後の幽霊くん)今日は、先生に提出物があり、昼間から登校していた…日頃は夜間だから人に会うことは無い…


鈴木「先生!おはよう。持ってきたよ提出物…」

先生「おぉ!ちょっと待ってろ今行く…」


先生と会話をし、提出物を出し…


先生「気をつけて帰れよ…また夜な!」

鈴木「へーい…」

先生【あいつはあんなに人付き合いとか良さそうなのになんで周りは気づかないのかねぇ困ったものだ…】


先生は鈴木のとこをとても心配し、何度も普通時間に登校しないかと声はかけているが本人は今のままを望み本来の時間からは拒む…


鈴木「んじゃ、帰るね〜!サイナラ!」

(ガラッ)


職員室を出た鈴木は靴をカバンに入れていたのか、靴を窓から出し、鞄を放り投げた…


???「いたっ」

???「大丈夫?千里!?」

千里「いたーい、もうなんでそんなとこから鞄が飛んでくるのよ!」


鈴木が鞄を投げたところに千里という女がいた…


鈴木「よっと…」


下に降りた鈴木の目の前に鞄がぶつかった女とまた別な奴がいた…


???「ちょっと…あんた、あんたのでしょあの鞄…うちの友達に当たったんだけど…」

千里「紗夜大丈夫だよ!うん、」


鈴木は、そんなことを言う紗夜に向かって何かを言った…


鈴木「お前には関係ないだろ?どけ…」


鈴木そう紗夜に言って避け千里の方に向かった、


鈴木「悪かった…不注意で…」

千里「あぁ、全然大丈夫だよ!」


そう言って立とうとしたその時…


千里フラ

千里が立ち上がった瞬間立ちくらみを起こしその場に倒れ込んでしまったのだ…


鈴木「おい!大丈夫か!」

紗夜「え?なになに?ほら、もー」

鈴木「おぶるから手伝え…保健室まで行く…」

紗夜「わかった…」


鈴木が、紗夜の力を借りて保健室まで走った…


鈴木「先生!こいつ見てくれないか…ぶつかっちまって倒れたんだ。頼む」

先生「いいわ、そこにあるベッドに寝かせて…」


先生の言うとうりにベッドに寝かせ、先生が診療をする(ここの学校は専門競技が多いため医師免許のある保健室の先生がいる…)


鈴木「先生?大丈夫なのか?」

先生「えぇ、大丈夫よ!軽い脳しんとうだわ。寝れば治る…」


鈴木は安心した表情を見せほっと椅子に腰をかけた。


先生「紗夜さんだっけ?教室に戻って授業受けなさい…先生が見てるから大丈夫よ!」

紗夜「はい…」


紗夜は一先ず先生の言うことを聞き、教室に戻る瞬間鈴木に向かって睨みつけ、ちっと舌打ちして部屋から出ていった…


鈴木「なんだよあいつ、愛想悪!」

先生「まぁ、そんなこと言わないの…んで?何があったの?よっぽどでしょ?脳震盪なんて…ってか提出物だけのあなたがなんでこんなことになってるのよ…」


そう言われて目を逸らし帰る支度をしていた…


鈴木「先生俺帰ります。また…目覚めても俺の事言わなくていいから…」


そう言って走って学校を出た…家に着くまで1度も足を止めず、走り続けて家に帰った…


家に着く頃に千里は目を覚ましていた…ちさとはその後先生に誰がほこんでくれたのかを聞き、その事について担任に話をしていた頃だった…


一方鈴木は…


鈴木「ただいま…」

母「おかえり…遅かったじゃない…先生はなんて?」

鈴木「特に何も無かったよ…また夜に行かなきゃだから晩飯早めによろしく…」


そう言って部屋に戻った、鞄の子が気になるがその度近くにいた友達なのか良くんからないやつの顔が浮かぶその度腹が立って仕方がなかった…


夜になり…

学校へ向かう…歩きながらもやはり心配なのか頭をよぎる…そんなことを考えているうちに学校に着いてしまっていた…

授業を終え、先生に聞いてみた…


鈴木「先生…この教室に千里って奴いる?」


そんなことを聞いた次の瞬間先生が近ずいてきた。


鈴木「なな、なんだよ!先生…」

先生「お前もようやく人に興味を持ったのか先生嬉しいよ…」

鈴木「え?ウザイ先生ウザイよ?」


先生はウザがる鈴木を無視し嬉しそうに手を握って話を始めた…


先生「あぁ!居るよ?このクラス丁度お前の列の3番目?かな?だけどどうしてだ?」

鈴木「いや、朝色々あって」


と、少し目を逸らしながら話した…先生は怪しいと思い問い詰めた。そうすると鈴木は、嫌々ながら朝にあったこと話した…


先生「お前のやった事は良くないことだがちゃんとクラスのやつと話せたってことが先生嬉しいよ…」

鈴木「ってかそいつの近くにいる女のやつあいつウザイんだけどどうしたらいいのかわからん…」


夜の授業はそんなことを話しながら一日が終わった…

授業が終わり、家に帰るとお風呂に入り…千里のこと今日あったことをふりかえっていた…風呂から上がり部屋へ行き眠りにつくまでそんなことを考えていたいつちゃんと謝るかいつ、どうするかを考えていた…考えつつ眠りにつき目をかければ朝がやってきていた…


鈴木「あーあ、今日も夜なのに早く目が覚めた…珍しく学校に行ってみるか…」

母「何してるの?」

鈴木「学校に行こうかと思って…担任に保健室で寝てますって連絡入れて置いて…」

母「わかった…って寝るぐらいなら授業行きなさい!」

鈴木「やだ、人間嫌い…ってことでよろしく」


そんなこんなで少し遅れて学校に到着した…幽霊くんってあだ名が着いていることも知らずに…

〜登場人物紹介〜

幽霊くん(鈴木 湊汰)先生1(担任)先生2(保健室の先生)母 千里 紗夜


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