決闘Ⅱ
1日で2つ投稿してしまいました。どうぞ読んで下さい。
俺は地面を蹴り剣を両手で持ち斬る。が簡単に受け止められた。やはり簡単にはいかない。
「はァァァァ!」
押し返され斬擊を繰り出だされる。くそこのままだと一方的にやられるだけだ。
「うっっっ!」
何!斬波だと。斬波、飛ぶ斬擊だ。今俺は、ユーレシアの斬波を斬っている。この威力弱い、行けるぞ。俺はドンドン前に行く。
いや待て、近づくごとに威力強くなってる。5メートルが限界か。
「貴女中々やるわね」
「もうここが限界だけどなッッッ」
ドンドン威力が強くなる。そろそろ仕掛けるか。
「貴女って名前なに」
「ロストだ!あぶね!」
「じぁあロスト、何で魔法を使わないの?」
そこを突かれたか。もう隠すことないか。
「俺はな魔法が使えない!だが派生魔法剣魔法だけを使える!」
もう素直に言った。そう俺は魔法が使えない。
どれだけ苦労したことか。振った事の無い剣を振り、地獄の修行をしてやっと手に入れた魔法。それが剣魔法。剣魔法は、名の通り剣を使う魔法。
普通の魔法、属性魔法を必要としないため俺みたいな奴には、ぴったりだ。
でも剣魔法を使う者は、今では少なくなっている。
「魔法が使えない…嘘でしょ」
今まで出会った事が無かったのか、驚愕している。俺みたいな奴は、世界には、いっぱいいると思うけどな。
さあそろそろ仕掛けるか。
「剣魔法一の剣子瞬!」
子瞬、剣魔法最初の太刀鼠のように素早く動き剣を振るう。
「なッッッッッ!!」
流石に高速で動く俺に対応出来ていないようだ。次行くか。
「ロスト結構やるのね」
「剣魔法二の剣丑待ち(うまち)!」
高速の動きを止め新しい剣技を繰り出す。丑待ち、牛のようにゆったりと敵の攻撃を待ちカウンターする技。
「そんなにゆったりとしてていいの?ッッッ…」
ユーレシアが振り被った時俺の剣が当たった瞬間目では、追えないスピードの一閃を振るう。その瞬間ユーレシアは、体勢を崩し尻付きをしてしまう。
「勝負合ったな」
「ロストってスゴいのね」
ギャラリーが一気に盛り上がる。こうして俺は、ユーレシアに勝った。
読んでくれてありがとうございました。