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お兄ちゃんが魔王!?

「桜っち、待っててって言ったでしょうが」

「あ~、言ってたかなぁ~、あはは」

「まぁ、いいや。どうせバレるとおもってたし」

最後の言葉聞こえなかったけどまあ、いっか

「何なのアイツ、気持ち悪っ」

「おまえなぁ……」

で、今に至る状況ということ

そして、アイツというのは、目玉をぎらつかせて原形は、歪んでいて、口からよだれ垂らしてる気持ち悪い奴。絶対人間じゃないっていうのは、分かった。

しかも、お兄ちゃんに尋ねても、暗殺者とか言うし

「で、どうするの?お兄ちゃん。何もないって言ったら、アイツに殺される前にわたしが殴ってあげる」

「いや、結構です。まだ、死にたくない」

「てか、そもそもお兄ちゃん。何者なの」

「ん?俺?俺は……魔王!」

「は?マオウ?」

は……はぁぁぁぁぁあ?

ということで、兄が魔王であることが今日発覚しました。


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