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衝撃の発覚 3部前

「なっ何?!アイツ!気持ち悪っ」

「お前なぁ、普通乙女だったらキャーとか言うだろ普通。」

「はぁ?もしも、他の女の子がキャーとか言ってもその女の子、心の中では、私と同じ事思ってるわよ!」

「そうなのか、うわー女ってコワッ」

「てか!アイツ何なの!」 

「うーん、あ!俺目的の暗殺者?」

ナニイッテンダコイツ

「はは、そんな顔するなよ~。俺悲しくて泣いちゃう!」

「で?どうすんの?コイツ、そんだけ余裕ぶってるなら何か策があるんでしょ?」

「うーん、無いこともないかな?」

「は?じゃあ殺されて死んどけ」

「うぐっ!きました!桜っちの強烈な一発!」

アホか。まったく馬鹿は、ピンチに立っても馬鹿らしい。こうなったのもさかのぼること1時間前……


***********************


「ねぇ~、桜っち~出掛け「却下」」

絶対やだ。どうせ、出掛けようでも言おうとしたんだろう。

「えー?俺、まだ何にも言ってないよ~?」

「言おうとしてただろうが」

「もぉ、つれないなぁ~桜っちは」

「絶対やだ。どうせ、出掛けようとでも言おうとしたんだろう?」

「やだ、桜っちこわい~」

何がこわいだ。本気でケンカしたらプロのボクサーだって軽く20人は、倒せるくせに。

ん?私?私は、女だよ?口調は、男みたいだけど

ああ、自己紹介忘れてた。

私は、大門 桜

高校1年生で彼氏は…いません!泣

部活は、入ってなくて、兄と二人暮らし。

両親は、外国にいるけど、まだ顔を見たことがない。

何か、母が重い病気らしくて父も母の方にいる。

会いに行きたいけど、その国の決まりで成人してないと他の国の人は、入れないとかで会いにも行けない。






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