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惨文詩

音界、音海

作者: 舞端 有人

夜。静寂。



暗く、音もない世界。



しかし不思議と居心地は悪くない。



耳にイヤフォンをはめて音の海に飛び込む。


静かに、緩やかに、だんだんと、軽やかに、ゆっくりと、深く、深く、深く。



音の海に落ちる。



無数の泡が私の体を優しく、時に鋭く撫でて行く。



それと同時に音色を奏でて行く。



泡が生まれて、弾けて、消える。ド。



泡が生まれて、弾けて、消える。ミ。



泡が生まれて、弾けて、消える。ソ。



時に小さく、時に大きく、時に早く、時に遅く、時に短く、時に長く。



音が生まれて、弾けて、消える。




音で満ちた音の世界。


ここは音界。



音で溢れた音の海。


ここは音海。

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