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作者: 溝口智子

今日はメールをわきにどけ

あなたに手紙をかいてます

胸いっぱいにあふれた気持ちが

人指し指からこぼれます

ほろりほろりほろりほろ

くるくる回るペンの先

「好き」の気持ちが固まって

かつりかつりかつりかつ

あなたの名前を刻みます


今日はテレビを消してみて

寒い夜空を見上げます

まあるい大きなまんげつが

かがやく影を縫いとめて

私、このままうごけない

ひゅるりひゅるりひゅるりひゅる

北風ふいて寒いのに

あなたを思うとあたたかい

ゆるりゆるりゆるりゆるあなたを待っているのです

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― 新着の感想 ―
[一言] 詩という言葉に過敏に反応する通りすがりの道化です 初めまして 個人的には 最後の一文 あなたを待っているのです は 改行してほしかったかな と 執筆業を開業なされたご様子 これからも…
[良い点]  気持ちと状況が、綺麗に想像できます。  きっと、書き方がうまいから。 [一言]  僕は、そのような体験をしたことはありませんが、それでも、「この人」の気持ちがわかります。
2016/04/06 07:08 退会済み
管理
[良い点] 今日メールが主流の中、やっぱり手紙は気持ちが伝わりますね。それが、詩を読むことで心温まりました。
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