永久と矛盾
始めまして。 時間を見つけて更新して行きます! 生あたたく見守ってコメントなんかくれると嬉しいです!
この世界に意思や感情を持つ者達は常に選択を強いられている。それは「進む」か「退く」、あるいは「停滞」である。大抵の者はそれを深く意識せず、自分に強いられた選択を無意識の内に済ませてしまう。ただ自分自身を大きく変えたり、現環境を変えようとする時それは無意識では無くなる。無意識で無くなった時にようやく変わるのだ。そして、意思有る者、感情有る者は日々変わる事を望むのである。
しかし、変わる事を望まない者も確かに存在する。別段特殊な思いでも願いでもない。過去に囚われている者、今に束縛、依存している者からすれば変わる事は非常に恐ろしい事なのである。
己が下した選択に正解も外れもない。ただ在るのは自分が選択したことによって起こった事実。事実とはその者の過去であり、今であり、未来でもある。事実の積み重ねが人生であり世界である。
ある者がこう言った。
「事実とは運命で、運命はその者の選択を含めて全て決められている。我らは何者かによって創られ、決められた運命と言う名のレールの上を走っているだけなのだ」
つまり、意思や感情と言った物ですら創り物なのだ。
ただここで解らない事がある。それは自分達が創り物なら自分達を創った存在とは何者なのだろうか?と言う疑問だ。しかし、この疑問に対する答えを得ることは不可能である。なぜなら、この'疑問'ですら創り物でしかないのだから。
これから語られる物語はこの'疑問'に対して様々な形で答えを探し出そうとした8人の人生である。
歳も時代も種族も性別も異なる8人が集まりし時、何かがもしくは何者かが動きだす。
有り難うございました~ 次回から本編始まります(*´∀`)♪