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第2部


 「トマト?今ないよ」

 溶けかけの雪が残る道を三人で歩き、店を訪れる。


俺達が暮らすこの村は一年を通して気温が低い。そのため、冬に降った雪が未だに残っている。(ちなみに今は五月だ)

そんなわけで夏野菜とかが採れるハズもなく、他の村や街から来た商人が仕入れてきた物しかない。


「えぇ?じゃあ次はいつ入荷するの?」

「さあねぇ。そもそも商人が来る日も分からないし、何を仕入れてくるかも分からないから諦めるしかないよ」

店のおばちゃんに諭されているシュガー姉さん。しゅん、とうなだれる姿は弟の俺から見ても可愛いと思った。見た目だけなら、と言葉がつくけど。


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