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少女以上のキスがしたい

作者: 諏佐勇輝

私は初心で純粋な男の子のさりげない下心のないエッチな仕草に私はキュンキュンしちゃうけどね、


     自宅 


雲に隠れ、ときより覗かせながら今日も秋の夜長をしっかり照らし続ける薄月夜はとてもきれい


私はというとお風呂に入っていつも仕事で疲れていて体力が無い私は


そのままパジャマに着替え 柔らかい毛布にその身を委ねた




今日の出来事も無駄じゃないんだ と 自分に言い聞かせながら




疲れているがしっかり夜のルーティンであるお気に入りの小説家になろうの小説を読むことは欠かせない






小説を読んでいると突然私のスマホの画面が変わり電話がかかってくる






(せっかくいいところだったのに!)




大事なところで水を差され文句を言う私 は 急に表情がゆるむ






「、ゆ、、ゆう、くん?」




急な電話で今にも心臓がでてきそうなそんな状況でゆうくんからきた電話にでた






ゆうくん「ももか、ごめん、俺は悪かったんだよ、デートいけないっていつもももかにさみしい想いをさせちゃっていつも困らせてホントにごめん、その埋め合わせって言っちゃ悪いんだけどさ どこな遊びに行かないか?」






それはゆうくんからのデートのお誘いだった






ももか「ゆうくんいつデートなの?」




ゆうくん「急なんだけど明日ってどうかな?」






ももか「あした!?明日はムリ、先輩に会いに行か ない  と?」




私は何を言ってるんだ 私の彼氏は先輩なんかじゃない!ゆうくんなのだから優先すべきは先輩ではなくゆうくんの方だ








私はバカだ








私は電話を切る手を止めた




私はゆうくんの誘いを断ろうとしていた それは今ゆうくんが私にしてきたことと同じことを今度はゆうくんにさせようとしている


ゆうくんだけには私と同じ悲しい想いはさせたくない!




私は目を凝らしながらゆうくんとのデートを快諾するのであった






ゆうくん「どこに行く?」






ももか「遊園地!」






私は夜中なのに勢いよくベットからジャンプしながら目的地を叫んだ






ーーーーーーーーーーーーー






    デートの朝






「プルプル」






(あーゆうくんのデートが楽しみすぎてよく眠れなかったな)




ももか「よし!今日は久しぶりのゆうくんとのデート!しっかり楽しまないと!」








ももか(うーん 何着ていこうかな?)


 




私はクローゼットから一軍クラスの洋服たちを並べてどれにしようかな~と悩んでいた




パンツ?パンツでいいよね 私脚太いし。




でも前に友達がデートにいくのなら「スカート一択」だって言ってたような気がするし




えー!学生の頃のすごいミニスカしか無いのに




でも今からどこか寄って探すのは現実的ではないし、


 




(うーん)






大きい花柄の入ったガーリー?






お姉さんぽいやつ?




上はパーカーだとちょっと寒いかな ?でも遊園地に行くんだし動きやすくてかわいいのがいいよね?






下着、は?






せっかくのデートなんだしかわいい下着着ていきたいよね


でもこれをゆうくんにみせることある?


先輩ならラブホテルとか連れて行かれそうだけど ゆうくんは


  






「まさかゆうくん、がねぇーーー」






ゆうくんに下着をみせることがまずないと想いながらも万が一を考えて派手な濃いピンクの下着を着ていく私なのでした








結局私は黒のスカートとパーカーになってしまった






ももか「これじゃ!いつも通りじゃん!






か!髪!髪は?やっぱ男の子受けの今の流行りはやっぱり


くるくるフワフワの巻き髪って雑誌で読んだ




このヘアアイロンで引くように髪をゆっくりと下げる、と?






「 ほら! くるくるー 」






ヘアアイロンでももかの髪はカールがかったふわふわした髪に出来上がった




 


「よし!完成♥」






私は急いで玄関に向かう


 






靴はどうしよう?






底が厚いのはだめだ 




動きやすくないとね!




可愛いスニーカーでいいかな?






私は薄いピンクのアンダーラインの入ったスニーカーを選んでゆうくんと待ち合わせしている駅へいった






ーーーーーーーーーーーーー




     駅








小高い丘の観覧車がシンボルの大きなテーマパーク




そこは遊園地と水族館が2つとなったデートするのにはもってこいの場所




ここで私とゆうくん久しぶりのデートを楽しむのです






駅から近くの遊園地で南側を見れば海が見える




遥か彼方水平線の際まで見ることができます






私はゆうくんと駅で待ち合わせをします




ゆうくん「おーい!ももかーーー』




ゆうくんが私を呼びます






ももか「ゆうくーーーん!』






まだ数日しか会ってないのに久しぶりに再会したようなドキドキ感






私はゆうくんに飛びつきました






ももか「ゆうくん会いたかった!会いたかったよー!』






ゆうくん「よしよし、ずっと待ってたの?いい子だねー』






ももか「ゆうくん?私は忠犬じゃないよ!?』








ゆうくん「そうだね~(笑)」






駅からその遊園地まで少し距離があるので2人でそこまで歩きます




(そんなに遠くはないけど近くもないんだよねー)






でもよく考えたら遊園地行きませんか?ってちょっと子供だったかも?








もう私は高校生じゃないんだからさ。








デートの中の行き先の1つが遊園地 つまりさんざんノベルやアニメなどで恋の起点となっている観覧車に乗ることが私の楽しみ!


って、  私のバカ!     観覧車が目的地って子供かよ!




もう最悪!






もっといいデートスポットあったかもしれないのにね、






ももか「ゆうくん?遊園地でホントによかった?」






ゆうくん「えーなんで?」




ももか「もう大人にもなって遊園地って、、、子供だと思わなかった?」






ゆうくん「別に遊園地が子供だと思わないよ、ほら東京ディズニーランドだって、ユーエスジェーだって大人も楽しめるじゃん? でもつまりはももかが選んだところなら俺はどこでもすごく楽しみ」






ももか「ゆーうくん」






私は久しぶりのゆうくんの優しさまたキュンキュンしてしまった




心がちょっとしたパレードショーの様でした。








ーーーーーーーーーーーーー






     遊園地 






遊園地に着きました




これから入場です




町のランドマークになった観覧車には今日も沢山の人が並んでいます






ももか「あの、大人2枚でお願いします」








「カップルさんですか?」






ももか「え?は、はい?カ 、、そ、う」






受付の人がにこやかに話しかける




もう!そういうのいいから早くチケット買いたい






「カップルチケットがありますが、」




ももか「え?ぞ、そういうのあるんですか?」




ゆうくん「じゃ、それで」






「わかりました」






ももか「ゆうくん?」






ゆうくん「俺たちはカップルだもんねー」






私は思わず赤面する




無事にカップルチケットを手に入れた私たちははゲートを開けて遊園地に降り立った






ゆうくん「まずどこに行く?」




ももか「待って?ここと?ここと?ここが空いてるみたいだならそこから」




ゆうくん「目当てのものがあったんじゃねーの?」




ももか「遊園地のアトラクション全部制覇しないとだめじゃん!」






ゆうくん「子供じゃん!(笑)」






ももか「ゆうくーん、それはすごいね!って言ってよー」








ゆうくんは私に気を使いずっと乗りたかった観覧車に行くことになりました。






急に言われて、どもっちゃった ワタシ。






2人きり!






もちろん2人で来たんだから2人っきりなんだけど






高校時代は男女何人かで出掛けた事はあったけど




高校生のときはグループだったからみんなで観覧車だからね






いや、いやいやいやいや、




よく考えたら そんな事より、そんな事より大事な事があった












乗れない。








乗れないじゃんワタシ!








観覧車怖くて乗れないよ。




高所恐怖症だもん






ゆうくんには隠してたけど高校生のときから高いところが苦手だったんだ


ビルみたいな直接みえないところは大丈夫なんだけど


東京スカイツリーにある 透けてる床なんて絶対ムリ!


割れたら死んじゃうもん!


 




ももか「ゆうくん私から誘っておいて悪いんだけどさ 私怖いところあんまり得意じゃないんだ」




ゆうくん「え?そうなのか?」




ももか「うん、だから 1人で、、」




ゆうくん「ももかが乗らないなら俺も乗らないよ 俺はももかとデートに来てるんだからさ 」








ゆうくん「でも観覧車好きなんだろ?




目をつぶってたら乗れるかもしれないし、一緒に乗ってみよっか?」










ももか「えーー?」


 




観覧車が好きなのはカップルがこぞってキスとかハグとか体を触ったりとかするのを見たり読んだりのが大好きだから好きなだけであっていざいざ私が乗るとなると話が違うよー


















ももか「ゆっくり!ゆっくりゆっくり!ゆっくりね!」










ずーーーっと亀みたいなスピードで稼動してる




観覧車の行列がだんだん縮まってきて自分の乗るゴンドラがどれなのかわかるくらいまできた






ゆうくん「大丈夫、俺がついてるから、」




ももか「うん、」






私とゆうくんは手を繋ぎながらゴンドラに乗り込んだ






ゆうくん「お!意外といいもんだねー」






ももか「うん」




どんどん小さくなる地上の建物。高さが半分を超えてくると風もめちゃくちゃ強くなって、今にも骨組みが折れるような気がする。




私はなんだか心も無口になって 身体中に嫌な汗をびっしょりかいちゃってるし






ゆうくん「ももか 大丈夫か? 勢いで誘っちゃったけどホントにそんな怖いなんて」








ももか「ゆうくん、私は大丈夫だよ」






ガッチガチに硬直してるけど








汗もすごいけどさ






私が目をつぶって我慢していると前に座っていたゆうくんが私の隣の席に座る






ゆうくん「じゃ、観覧車が回り終わるまで僕を好きにしていいよ」




え!?好きにしてもいい!?


それって、エッチなことでも!?


でも見れない!


せっかくゆうくんに好きなことできるのに!






私は真っ赤な顔して変な汗がお尻の穴まで汗びっしりになるあまりにもカッコ悪い。






しばらくそのままでいるとゆうくんが私の胸を触ってきた






ゆうくん「へーーー、おっぱいってあったかいんだねー」




でもゆうくんには下心がまるでない ただおっぱいがどうなっているか知りたいという好奇心によるものだろう






でも!私は違う!ゆうくんがおっぱいを触られただけでこんなにドキドキする もっとモミモミされたらワタシ 、 いけない声出しちゃうよ!






ゆうくん「顔赤いね、大丈夫?」






(ゆうくん!それは君が急に私のおっぱいをモミモミしてきたからだよ!)




もう!ドキドキする、これが吊り橋効果ってやつ!?




いけない!いけない! そんなことで緊張しちゃうなんてこ、こ、高校生じゃないんだからさ!!










どーする?どーする?






今のゆうくんだったらなんでもしてくれそう








私は吊り橋効果なのか好奇心なのか分からないけど


変になったゆうくんに思い切って大胆に攻めていく






ももか「ゆうくん♥キ、ス して、いいですか?」








ももか「ごめん!ゆうくん!嫌ならいいの! 私エッチなことゆうくんが苦手って知ってるから」






ゆうくん「別にいいよ」






ももか「へ?」






ゆうくん「観覧車が回り切るまでな?」








私は唇も唇を重ね合わせ高校生以来となるゆうくんとのキスを交わした






私は思い切って目を開けてみました






目を開けたすぐ目の前には大好きなゆうくんがこんなに近くにいる






(私の胸のドキドキがゆうくんに聞こえないといいんだけどな)




 




ももか「ゆうくん♥もっとお願い♥ キスして♥」






ゆうくん「ももか!も、もうキスしただろ!もういいよー?」






ももか「違うの もっと大人のやつ 大人のキッス♥」








ゆうくん「どういうやつ?」










ゆうくんは大人のキスがどういうものが知らないようだった






ももか「舌と舌を重ね合わるやつ」






ゆうくん「えーそんなことできないよ」






ももか(急に弱気になるゆうくん


エッチなことに関してはホントに苦手なんだね)








ももか「ゆうくん!飴なめてみない?」




ゆうくん「飴ならいいよ!」






私はゆうくんに飴を渡すとゆうくんは喜んで飴を口に含んだ












ゆうくん「美味しい! ももか?これはなんの? !!!!!!」










ももか「ゆうくん!大好き♥」






私はゆうくんの唇にキスをした






少し開いたゆうくんの口から飴が覗き 私はその飴をゆうくんと舐め回す








「んん~んん~うーん」






甘い飴がお互いの舌を包まってきた



(すごい、ゆうくんの舌の味❤ 飴の甘さじゃない ゆうくんの唾液の味❤)



ゆうくんの舌は甘い飴と相まってとても美味しく感じました










私たちは観覧車が回り終わるまで濃厚なキスをやめることはなかったのです






ももか「ゆうくん!すごい楽しかった!」






ゆうくん「う、うん、それはよかった、、、な」








観覧車が回り終わりきるまで飴ば全部溶けてなくなっていたが私たち気持ちは溶けずにいつまでも心の中に残っていた






「ゆうくん恐怖症を克服したね!」






素を取り戻したゆうくんはももかはもう恐怖心など、とっくにどこかに連れて行ってしまっていた






ももか「ゆうくん!ホントにありがとうねーデート!」






ももか「次はどのアトラクション乗ろっか?」














で、












その後も








コーヒーカップ メリーゴーランド ジェットコースター  お化け屋敷


などさまざまなアトラクションに乗った






自分的にはかなり良い感じになった










可愛いふんわりしたスカートが揺れてチラチラと仰ぐのでちょっと男の視線が気になったけど大丈夫だった








ももか「うん、可愛いよワタシ)












ーーーーーーーーーーーーー




    お化け屋敷






しかたないなぁ




精一杯可愛い声だそう。




怖い怖い怖い怖い怖い


 




でもゆうくんにはこれが届かない




お化け屋敷は女の子がくっついて男子の腕を密着することが真の目的だから私はわざと怖がるようにゆうくんの腕を掴もうとする






が 






ももか「きゃーーーーー変態!!」


 






ゆうくん「ももか!ごめん!俺だよ!俺!」






ももか「ゆうくん?」






ももか (可愛い女の子をみせたくてわざと怖い感じにしたのにゆうくんったら私よりも怖がって挙句の果てにはお化けに怖がって私のおっぱいを触って来たんだよ!


でもその行動がお化け屋敷のおばけさんたちにみられてぷるんぷるんしたおっぱいがおばけさんたちにみられて怖かったというよりすごい恥ずかしかったんだよー波)








ーーーーーーーーーーーーー




  遊園地の帰り道


  


 


ももか「今日はありがとね!誘ってくれて めちゃくちゃ楽しかった!






ゆうくん「どういたしまして、また遊ぼうな」






ももか「うん!!絶対遊ぶ!次も絶対休みとる!」








ゆうくんとは敬語じゃなく自分をさらけ出すことが出来ていつも素でいられる大切な存在




高校生のときもそうだった


私が1人いじめられているときもたった1人でクラスに立ち向って私を歯のどん底から手を差し伸べてくれたのだ










ももか「あのさ、乗る前にさ






「高所恐怖症なの」って伝えたから








「手を繋いだら 怖くないですよ」って言ってくれたの?






ゆうくん「それもあるけど


そんなことはあんまり思ってなかったな、ただももかと1秒でも一緒にいたいから


それだけだよ」






ゆうくん「ももかが観覧車乗らないとひとりぼっちになっちゃうだろ?」






ももか「でも、ゴンドラの中じゃあんまり目を開けられなかったし!」






ゆうくん「キスが出来たじゃないか、 俺とももかとの大人のキスが出来た」








ももか「なんだよ! ニコニコ爽やかな笑顔でエッチなこというのかよー」






ゆうくん「ごめん!ちょっとエッチだったな、すまん」






内心そう思っても




私は嬉しかった あんなにエッチなことが嫌いだったゆうくんが今では自分でキスなんかもしてくれる、私のFカップおっぱいも触ってくれたしね






私はいつもセックスのことばっかり考えてたんだ




考えすぎて本来の楽しみを忘れていた




ゆうくんと笑ったり、遊んだり、悲しんだり、それだけで  よかったんだ






性的挿入だけじゃない ゆうくんとのアイノカタチは先輩よりももっと深いものであったと改めて知る私なのであった












プルプルプルプル 








ももか(誰からだろ?)




「もしもし?」






「もしもし?お姉ちゃん?今どこにいるのー?もしかして、、彼氏とかぁーーーー?」






「み、!美月?」







電話の相手は高校生になったばかりの私の妹美月だった 


(最近の美月 高校生になって背伸びしちゃって大人の恋愛にすごい興味津々なんだよなぁ」






ゆうくん「誰?先輩?」






ももか「はははは   ゆうくんは関係ないの! 妹の美月だよ!」






ゆうくん「そうなのか」






ももか「美月!今ゆうくんとデート中だからまた後でね」






美月「えーデート?いいなー 何してるの?もしかしてお姉ちゃん!もうセック




「ピ」



「アハハ」



ももか「ゆうくん!次はどこに行く?」



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