小説家になろうレビュー作品 作者 マカルー様 旧タイトル 転生したらスキルになっていた!? ~ モニカの奇妙な相棒 ~
はじめにこの作品を初見では雑に第x話ずつちらっと大事そうな部分を読んだだけで大して目にとめず日が経ちました
最新話がどうなっているのかチェックするのが自分の一度離れた作品への接触?なので、たまたまその最新話付近は作品が盛り上がっているところでした
其処から自分は第1話からちゃんと読みなおすことになって、この作品のよさがわかった感じがしました
異世界転生もの?です
自分がずっとこの作品を欠かさず追いつづけていたのですが、「概念魔法の授業」に作者さんがかかるにとても期待しすぎ、作者さん的には熱をあまりかけすぎずさらっと次にすすめるのがベストだったらしくここで急激に作品へのいろんなものが冷め、まったく年をおいても追わなくなりました
話は戻り この作品は旧タイトルとタイトルを変更してしまいましたが、内容が旧タイトルへ沿いつづける迄勝手にこちらが期待しだすまで 言い換えれば抽象的である~ネットで検索してもひっかからない<概念魔法>の授業まで抽象的なつよさによるインフレが入るまえ迄は数百話にわたって一貫した作者さんの技量によるタイトル通りの裏切らないとても優れた小説を覚えています おそらく概念魔法の授業を納得して次へ作品と一緒にすすめられた読者さんは少ないのでは (期待のなかでは)作者さんの異世界魔法の舞台での何かが概念魔法という理解困難極めることばを読者に修めるはじめの偉業になりえたはずだったまま 概念魔法の授業では主人公もまた理解が曖昧なまま次へうつってしまいます
映画など芸術では【主人公は必ずいつでも解決する】という普遍的な脇役達の望む通りの読み手である自分の空想的に意識するレールをはずれずに得る『また困難を解決した』という読了感を失いました 作者さんにはそんな意図は全くなかったと思いますが個人的にそうなってしまいました。
この作品の魔法のトップはSSSランクを超えたものだと感じています
そして自分はその神秘性_ 秘匿されたまま展開していく進行がとてもうまいと受け取っています
『つよくなっても問題ない』……書き手が収集がつかなくなるパワーの世界との反応閾値、ある程度異世界魔法ものはこの制限がかかっていると感じていますが効果音や規模だけおおきくすればいい、という書き方ではなくしっかりとパワーが昇っても世界が壊れるなんてコトはなく事象となってきちんとあらわされています それは作者さん自身のもつ鍵です。その鍵の扱いで描かれている異世界魔法の世界をみなさんも知って欲しい。