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【KIS§ICK】聖髪降霊の儀

作者:平塚白鴉

  誰も知らぬ国、誰も知らぬ刻
  そこでは聖髪降霊の儀が執り行われていた
  この儀式は戦へ参じる者の頭髪を燃やし、
  戦死したるその者を、
  ひとときこの世へ呼び戻さんとする秘術なり

――ある戦が終焉を迎えた
国は歓喜に沸き立ち、昼夜問わずの祭りが一週間続いていた
そんな中、城壁の外れにひっそりと佇む教会があった
そこには対照的に、顔に暗い影を落とした人たちが列を成している
戦死者の家族や恋人、友人たちの列である

彼の者たちは戦死者の頭髪を懐紙に包み、後生大事に持っていた
自分の番が来ると、その頭髪を術者へ託す――

戦うものは、その家族は。
どういう気持ちでこの戦争に臨んでいたのか?!

 人が人を思い国を思う心が平和を作る、やさしい戦争の物語。

ひとつひとつの掌編が紡がれ見えてくる戦争の姿とは。
今まで読んだことのないような、感動的なやさしさあふれるファンタジー小説です。

1話は約原稿用紙1枚半とプチサイズの掌編連作。
どこからでも気軽に読んでいただける作品です。

※この作品はAmazon Kindleにて電子書籍版を販売中です。
Kindle Unlimited会員の方は無料でお読みいただけます。
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