前へ目次 次へ 84/501 雪、いのち~軽しめ~ 見事に殺し切りました、だと。 命を何だと思っている? 怒りと恐ろしさを覚えつつ見ていたのは、殺人事件の裁判の行方だった。遺族だけではなく、万人が注目しただろうと思われるほどに、異常なものだった。被告の口から発せられる言葉には、後悔よりも達成できた喜びばかり。死刑にならないように二人までにしようと思っていたと言い、終身刑と望み通り下された。僕は理解しようとも思えない。僕はこれまでを見て、更生するとは思えないから。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆