前へ目次 次へ 77/501 雪、いのち~余命は~ もし、生きられるのが。 あと、一週間だったら。 余命宣告を受けるのは、誰にだって怖い。残念ですがという言葉の先を、聞きたくもない。他人事のように医者に知らされた、自分の時の短さに絶望を感じるんだ。頭が真っ白くなって、息するのを忘れるくらいにね。最期をどこで迎えたいかなんて、嘘だと言ってほしいものだ。絶対の数字ではなくても、それでも。僕はそうなった時に、残された時をどう過ごすだろう。僕は考えたこともなかったから。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆