前へ目次 次へ 54/501 雪、いのち~生きる~ カブトムシやセミだって。 いっしょうけんめい。 夏の間しか生きられなくても、限りある命をムダにしない。木から出る蜜を分け合いながらも、時にはメスを守り得ようと戦うんだ。子を残し、地を絶やさないようにしている。小さいながらも、見せる生き様は美しく思えた。人間なんかより。子供の頃は虫かごに入れて飼うだけだったけど、今では考えさせられる。僕はそれらよりも長い時を生きる中で。僕も多くの人の心に残せたなら。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆