前へ目次 次へ 48/501 雲、くろめ~曇りの~ また。 朝が来た。 窓の外が明るくなって、閉じていた目を開けて見た。寝ていたけれども眠れた気はしなくて、何だか曇り空の日みたいな心だった。起きたくなくても起きなきゃいけないし、楽しみなんてないから気が重いんだ。事をやる気もないけれど、服を着替えて部屋を出る。飯を食ったらいつものように、行き慣れた道を歩く。僕はいつになれば、幸せになれるのだろう。僕は闇を抱えているから。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆