441/501
雨、なみだ〜心痛は〜 *
どうして君は泣いてるの。
確かに痛み、分からない。
人気の無き場所に訪れるは自分だけと思っていて、普段は誰も居ぬのに見付けた時こそ驚いてしまったよ。今日は辛く悲しきことがあって、独りを望むんだね。出来事を聞いたとして、同情は軽いだろう。自分が知る痛みと違うはずで、言葉は心の殻を撫でるだけ。拒絶するほど苛つくもので、理解により待っていたよ。僕は力になれなくて、寄り添うのみだった。時間を掛け声を届けることで、前向き歩む光を与えられたなら。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




