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陽、えがお〜香りを〜
鼻は嗅ぎ取るためにある。
香りを楽しもう。
誰だって、嫌な匂いの中じゃ明るくなれないね。人によって、感じ方は違うはずさ。森林の小道を歩けば気持ちが落ち着いて、心にゆとりを持てるだろう。風呂に柚を浮かべて、体を温めたことだろう。草や土や水などが幼き頃を思い出させて、懐かしさを抱くだろう。日々の暮らしには必ず香りもあるので、好みが一つはと考えているよ。僕は目を閉じて、緑の風に身を委ねた。自分に合えば笑みを浮かべして、時間さえ忘れるほどだから。
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