前へ目次 次へ PR 4/501 雪、いのち~終える~ 行っちゃやだ。 置いてかないで……。 大好きなばあちゃんが弱っていくのを、受け入れられなくて。元気になったら一緒にしようと、約束したのに。信じていたのに。一人ぼっちの悲しい日は、手を差し延べて。嬉しい楽しい気分の日は、手を広げて。受け止めてくれたね。目尻のしわや胸の温かさが、春の陽気みたいに感じたよ。だから、いつまでも、と。僕がここまでこられたのは。僕を愛してくれたから。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆