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雪、いのち〜光浴び〜 *
光を浴びて笑い合おう。
生きている感じがするよね。
花や虫や鳥が青い空の下で、楽しそうに過ごしている。太陽の明るさと暖かさによって、幸せな思いになる。家の中に閉じ籠もり続ければ、人も枯れてしまうだろう。日陰の暗さと冷たさによって、悲痛な思いのまま。外への憧れと恐れをも抱いてきた。自由が戻りし今こそ、言うことができる。音や声だけでは得られない。心を豊かにできない。僕は幼き頃みたいに野や森の中を歩いて、不意に思い出した。自然が育んでくれたから。
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