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雪、いのち~埋める~

 バイバイしようか。

 ミーちゃんに。


 白い毛並みの猫が死んでしまった。家族に看取られながら、お気に入りの寝場所で動かなくなった。子供がとうして泣くのと聞いてきたから、引き寄せては抱き締めた。遠くへ行ってしまったことを伝えたけれど、今は分からなくて良い。家の裏にある大きな木の下に、優しく埋めてあげた。思い出に涙が溢れてきたんだ。私が苦しい時でも頑張れたのは。私の傍に居てくれたから。


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